サッカー見て書いて

てくサカ!

大学サッカー

【デンチャレ堺大会】5・6位決定戦と決勝戦を見てきた!

更新日:

J-GREEN堺で行われた第33回デンソーカップチャレンジサッカー堺大会。関西選抜が出場した5・6位決定戦と決勝戦を見てきたので簡単な振り返りと写真添付。

5・6位決定戦 関西選抜×東海選抜

失点もあったものの4-1と圧勝した関西選抜。
1点目は19分、裏へ抜け出そうとする林大地(大体大)に合わせて川畑隼人(近畿大)が中央から柔らかい縦パス、これを林が決める。
2点目、61分山本悠樹(関学大)のFKからゴール前で林大地が頭で触ってゴール。
3点目、79分自陣でボールを奪った川畑がすぐさま林に預け、中央を疾走。相手CBと体を寄せ合い並走し振り切らないまま右足を振り抜いてミドルシュート。これがネットに突き刺さる。
4点目、4-2-3-1のトップ下で途中出場の青山景昌(びわこ大)が左サイドのこちらも途中出場、藤井智也(立命大)へ。藤井は持ち前のスピードで縦に相手を振り切り中央へクロス。これまた途中出場でトップに入っていた井上直輝(びわこ大)が相手と競りながら押し込んでゴール。
関西リーグで活躍してきた選手たちが普段どおりに力を発揮してそれぞれの長所がうまく噛み合ったゲーム。再三オーバーラップを見せ好機を作り出そうとしていた真瀬拓海(阪南大)が後半に負傷交代。大事に至らないことを祈るばかり。
東海選抜で最も気になったのはキャプテンマークを巻き10番を背負った土井智之(常葉大浜松)。スピードに乗って中央を切り裂くドリブル、テンポの早いパス回しは目を見張るものがあった。彼のテンポに周りが合わせきれていたら関西選抜守備陣も焦る場面が多くあったのでは。

決勝戦 全日本選抜×関東B・北信越選抜

錚々たるメンバーの全日本選抜が統率のとれた守備を敷く関東B・北信越選抜に手を焼くも上田綺世(法政大)が1点をもぎとり全日本選抜が優勝を決めた。このゲームは上田と小柏剛(明治大)が2トップ、旗手怜央(順天堂大)がボランチに入るというスタメン。後半の途中で小柏に代わり児玉駿斗(東海学園大)が投入され旗手がFWに回ったが、運動量とボール奪取力はボランチとして全く遜色なく、適応力の高さを見せた。
結果として敗北したものの関東B・北信越選抜の球際の激しさ、ボディコンタクトは全日本選抜に引けを取らず、むしろ勝ちたいという気持ちは勝っているように見えた。守備ではCB星キョーワァン(駒澤大)が壁となり立ちはだかり、なかなかシュートまでは行けなかったもののFW矢村健(新潟医福大)のスピードは脅威となっていたので、これは全日本選抜を相手にワンチャンあるかもと感じさせた。終盤、矢村を下げて高さのある選手と投入していたけれども、ハイボールに対しては全日本CB田中駿汰(大体大)を筆頭に非常に落ち着いて対応していたし、むしろグラウンダーにこだわったほうが得点の可能性があったのではないかと思う。
シュート数があまり多くなく、双方を応援する人たちにとってはやきもきする試合内容であったけれども、互いに守備が光る渋い試合だった。

-大学サッカー

Copyright© てくサカ! , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.