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【JKL】両者ともフィニッシュまで持っていく力は流石! 後期第7節 関学大×びわこ大 を後半だけ見てきた!

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今日は三木市にある三木総合防災公園陸上競技場へ。第1試合 関学大×びわこ大 の試合開始には間に合わず後半からの観戦となったのですが、両者ともよく攻めて非常に面白いゲームでした。

前半1-0で関学大がリードしたものの、後半開始早々ペースを握ったのはびわこ大。51分、相手ゴールのやや左にいたFW#10青山景昌(名古屋U-18)がマイナスに折り返したボールをMF#23牛田敦也(徳島ユース)がシュートを放つも力んでしまいバーの上。つづく52分、右からのライナー性の斜めのクロスを中央で一度MF#18佐藤諒(藤枝明誠高)が頭ですらし、そのボールをFW#17井上直輝(立正大淞南高)がワンタッチで戻して佐藤がシュート体勢に入るがGKキャッチ。57分、#10青山景昌が右サイドから左足でやや巻いてくる浮き球の斜めのクロスを#17井上が頭で落として#8忽那喬司(愛媛U-18)が中央からボレーを放ったがこれも枠を捉えられず。

60分に関学大はMF#8橋本泰志(浜松開成館高)が左サイドで左SBに入った#7藤田大輝(県立西宮高)とのパス交換から右足のアウトサイドにかけたいい角度のクロスを上げるが中と合わない。

その直後の61分、びわこ大#10青山景昌が相手陣内中央、相手のボランチとCBの間でボールを受けるとそのままゴール前まで自分で持ち込み左足一閃、ボールはGKの手をかすめて右ポストに跳ね返りゴールへ転がり込む! 1-1、びわこ大が追いついた!

関学大は64分、中盤に入っていた#5仲原潤也(C大阪U-18)に代わってMF#20岩本和希(G大阪ユース)を投入。すると67分、右SB#13高尾瑠(名古屋U-18)からのクロスを早速#20岩本がシュート! しかしこれがバーを叩いて得点ならず。

逆転を狙うびわこ大は69分、FW#17井上直輝が相手PA左角へ自ら持ち込み右足でシュート! しかしこれは関学大GK#1妻鹿寛史(立正大淞南高)がセーブ。70分にも#17井上が裏へ抜け出すが最初のコントロールでボールが足につかず慌ててシュートを放つもこれまたGKがはじき出す。

73分、関学大は右サイドハーフの#8橋本泰志を#33山見大登(大阪学院高)に交代。左は#33山見が、右は#13高尾がめいっぱい開き、この2人へ送り出す関学大のサイドチェンジのボールがことごとく正確で場内が大いに湧く。

びわこ大が70分過ぎから連続で交代選手を投入し、前がかりになったところで関学大が右SB#13高尾瑠から始まるカウンター。無人の右サイドを駆け上がり、ゴール前へ走り込んだ#10中野克哉(京都橘高)へ速いクロス、中野は全速力からのダイビングヘッド! が、ボールと頭とは距離があり思わず神の手発動。ボールは逆サイドへ抜けていったが審判からイエローカードが出される。

アディショナルタイムの3分が過ぎようとしていたそのときゴールが生まれる。劇的過ぎてよく覚えてないのですが、、、関学大が左サイドの深いところから細かくパスを繋いで、そのボールが中央にいた#10中野克哉の足元へ。これをゴール右上に撃ち抜いて関学大が追加点! 2-1

ピッチと関学大応援スタンドで歓喜の声が上がる中、ホイッスルが吹かれて試合終了。

めちゃめちゃ内容の濃い45+3分。びわこ大は一発で裏を狙うボールやアーリークロスなどで相手の守備を翻弄し、関学大は右からの正確なクロス、左からは巧みなパス交換での崩し、両者ともシュートで終わる場面の多いこと多いこと。展開が早くてどちらが勝利してもおかしくない見ごたえのあるゲームでした。また決勝点の関学大・中野のシュートはもちろん、同点に追いついたびわこ大・青山のシュートもすばらしく、両チームの10番が魅せてくれました。

第1日終了時点で上位は今節の順位が確定。関学大は1位大体大の勝ち点3差の2位。びわこ大は得失点差により4位をキープしましたが勝ち点で5位桃山大に並ばれてしまいました。今季もいよいよ終盤が近づいてきました。インカレに行くのはどの4チームとなるのかまだまだわかりません。終盤の試合も楽しみです。

相手DFの裏を脅かし続けたびわこ大FW#17井上直輝

関学大の左ウイング#33山見大登とびわこ大の右SB#4上林聖矢(草津東高)。この2人のマッチアップは見ごたえがあった。

右サイドから上質のクロスを上げ続けた関学大#13高尾瑠

同点となるすばらしいシュートを決めたびわこ大#10青山景昌

試合終了間際に決勝弾を決めた関学大#10中野克哉

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