きしろスタジアムで行われた第2試合、関学大×関福大です。
関学大はCBに#3竹本将太(4年・横浜市立東高)と#2太田晃輔(3年・長崎南山高)、右SBに#18本山遥(2年・神戸U-18)、左SBに#35山内舟征(1年・近江高)。右SH#23輪木豪太(2年・京都橘高)、左SH#16安羅修雅(2年・履正社高)、2トップ#17山見大登(2年・大阪学院高)と#31木村勇大(1年・大阪桐蔭高)が入りました。
関福大は4バックは前節と顔ぶれ変わらず。ダブルボランチに#80谷本駿介(1年・C大阪U-18)と#50富田海成(3年・高知中央高)。左SHに#7大深拓海(2年・大阪桐蔭高)、右SH松山匠(2年・北九州U-18)。2トップは#10金枝晃平(3年・前橋商業高)、#19藤井威司紀(2年・山梨学院高)です。
前半10分、右CK#29山本悠樹(4年・草津東高)の右足から放たれたボールに中央で#16安羅修雅がヘッドもGKキャッチ。その後も関学大のボール支配が続くも関福大ゴールをこじ開けるに至らない。
防戦を強いられた関福大だったが28分、中盤中央の#80谷本駿介から左サイド#7大深拓海にボールが渡るとドリブルで縦に進入しクロス。ゴール前中央で#14松山匠がフリーでヘディングシュート! これが決まって関福大が先制! 0-1
勢いづく関福大。33分、関学大がGK#21高見英佑(4年・三田学園高)にバックパス。これに関福大FW#10金枝晃平が猛プレス。あわや奪われるところだったが関学大は事なきを得る。
43分、関福大にトラブル。前線からプレッシングしていた#10金枝晃平が相手と交錯時に右足を負傷。#11西尾和真(3年・綾羽高)と交代。
ここで前半終了。
全体としては関学大が押しているものの関福大も長短のパスを織り交ぜ支配率で十分わたりあう展開。関福大#10金枝のプレスでDFラインの押し上げもできていたが負傷離脱してしまった後半はどうなるのか。
後半開始早々、関福大が右サイドから展開。#14松山匠が中へ持ち込んでシュートを放つがGKキャッチ。
関福大も負けじと後半2分、#17山見大登がゴール前中央へボールを持ち込みシュート。GKがセーブし、もう一度関学大が拾ってシュートもオフサイドの判定。
続く後半3分、PA右で得たFK。ふわっと浮かせたボールに#23輪木?がヘディングシュートも枠の上。
後半4分、#17山見大登が左サイドでボールを奪い自らドリブル。シュートまで持ち込むもののサイドネット。
後半19分、左サイドへ大きな展開から#16安羅修雅へボールが渡り、さらにゴール前中央の#17山見大登へと渡ってシュートを放つも枠の左へとかき出される。
後半開始から5バック気味に守って耐えていた関福大。後半15分過ぎたあたりから4バックへ戻し攻撃的に。後半20分、左サイドにいた#14松山匠から中央の#19藤井威司紀へスルーパス。藤井がシュートを打つがふかしてしまい大きく枠の右。
後半26分、#11西尾和真がPA右のハーフスペースへ抜け出しループシュートも枠の上。
後半28分は関学大。#16安羅修雅が左サイドからカットインしてシュートを放つがGKキャッチ。
後半31分、関福大がカウンターから右サイド#11西尾和真がクロス。中央で#7大深拓海が浮き球をボレーで叩くもDFがカット。
後半33分、関学大が関福大ゴール前でシュート、跳ね返りを拾ってはシュート、と3本4本繰り返すもゴールをこじ開けられず、最後はGKがキャッチ。結局スコア0-1は動かぬまま試合終了。
12位関福大が3位関学大に勝利! 関福大はGK#1佐藤由維斗(4年・久御山高)を中心にDF陣が粘り強く耐え、攻撃を組み立てる#80谷本駿介とスペースを埋め守備バランスを取る#50富田海成のダブルボランチの貢献も目立ちました。
一方の関学大も#17山見大登、#16安羅修雅を始めとして攻撃陣が奮闘しましたが得点ならず。後半33分にシュートの嵐を浴びせたシーンはシュートが跳ね返されるたびにスタンドからは悲鳴に似た声が上がっていました。
順位を見ますと2位びわこ大も負けたため3位関学大との勝ち点差は変わらず。12位関福大のほうは11位近畿大が勝利したためこちらも勝ち点差は縮まらず。
関福大は後期に入って戦い方に自信を深めているように感じます。前期から通してまだ2勝目で勝ち点も7にとどまっていますがまだまだわかりません。#10金枝晃平の怪我が軽傷であるといいのですが、まずは他のメンバーで一丸となって頑張ってほしいものです。