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【JKL】後期第4節 関西大×大経大 を見てきた!

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J-GREEN堺S5フィールドで行われた関西大×大経大。前期での対戦では関西大#7岡崎淳也(4年・関西大第一高)のスーパーボレー1発に惜しくも敗れてしまった大経大。互いにメンバーも変わっているなかでリベンジなるか。

関西大は4-4-2。右SBに#31松尾勇佑(1年・市立船橋高)。2トップは#9高橋晃平(4年・草津東高)と#15福原涼太(3年・静岡学園高)。
大経大も4-4-2。#4谷山洵貴(4年・金光大阪高)と久木元大海(4年・市立尼崎高)のCBコンビ。左SBは#3木村俊文(3年・神戸弘陵学園高)。ダブルボランチは#6音田聡ノ介(4年・興國高)と#2佐藤拓人(4年・履正社高)となりました。

8分、関西大#8荒井大(4年・静岡学園高)と大経大#6音田聡ノ介が空中で激しく接触。音田が一時ピッチを離れましたが大事には至らずまもなく復帰。
9分、大経大#23小林陸葵(4年・JFA福島)が左サイドをドリブル。クロスを中央で#9植村宥紀(3年・大産大附属高)に収まるもシュートは打てず。
10分、大経大右SB#16山岡龍次郎が右サイドでインターセプト。ドリブルからグラウンダークロスに#10川崎一輝(4年・東海大仰星高)がシュートを放つも枠の右。
23分、右サイドで大経大#16山岡龍次郎が一人抜いてクロス。中央で#9植村宥紀のシュートはDFがクリア。しかし小さくなったクリアボールを#3木村俊文がダイレクトでシュートを放つも惜しくも枠の左。

序盤から続いた大経大の攻撃を防ぐと関西大が反撃。
29分、左サイドに流れた#15福原涼太がマイナスのグラウンダーパスを入れると#10牧野寛太(4年・履正社高)がノートラップシュート。しかし枠を大きく外す。
30分、右サイド深いところで#19松本歩夢がグラウンダークロス。ニアに入った#9高橋晃平が相手DFと交錯気味になりながらフリックのようなシュート。しかし大経大GK#1田中大智(3年・興國高)に抑えられる。

37分、大経大#23小林陸葵が左サイドから右足でDFの裏を狙うアーリークロス。#10川崎一輝がうまく抜け出したかに見えたが判定はオフサイド。

43分、関西大のカウンター。#15福原涼太が中盤やや右からドリブルでゴールに突進。大経大#15久木元大海が間合いを取って対峙しタイミングよく足を出してこれをカット。
44分、関西大#9高橋晃平が左サイド深い位置から中央#10牧野寛太、エリア右#19松本歩夢とボールを繋いで#19松本がシュート。しかしボールはバーを超える。
ここで前半終了。

大経大はサイドからクロスを上げられると少し戸惑いが見られ、関西大GK#1鴨川優斗(4年・旭川実業高)からもプレイ中に「(相手は)クロス嫌がってる!」「サイド(からクロスを)上げていいよ!」とコーチングが。しかし今日も強い風の吹くJ-GREEN堺。なかなか精度のあるボールが上がらない。
大経大は#23小林陸葵が関西大の右SB#31松尾勇佑の裏をさかんに突きチャンスを伺う。ゴール前へ何度もボールを供給するがなかなかものにならない。

後半6分、左サイドの小林陸葵に負けじと大経大#17島田直樹が右サイドから相手エリアに近づき右角から左足のシュート。惜しくもバーを超える。
後半10分にも右サイドから攻略し再び#17島田がシュートも枠の右。

後半17分、関西大#31松尾勇佑がドリブルで右サイドを駆け上がり#19松本歩夢に渡して、そこからクロス。中央で#10牧野?がマイナスへ戻し#4奥野圭亮(3年・金光大阪高)がミドルシュート。しかし枠の上。

後半21分、大経大は再び右サイドから。エリア右角でDFを背負いながらボールを受けた#9植村宥紀が反転してシュートもGKの正面。

後半24分、関西大#31松尾勇佑が右サイドで縦に勝負してクロス。#10牧野寛太がボレーで合わせるも枠の上。

後半26分、大経大が右サイド#16山岡龍次郎?のロングスローから#23小林陸葵が、こちらもボレーで叩くもジャストミートせずGKがキャッチ。

後半40分になると、これまで攻撃時は2バック状態だった大経大ベンチから「サイドバック両方上がるの無し!」と声が掛かり、一方の関西大はCB#5羽田健人(4年・金光大阪高)が機を見て相手ゴール前で待ち構え、それまでサイドで何度もドリブル突破を試みた#31松尾勇佑もシンプルにクロスを上げる。守ってドローを狙う大経大と、なんとか勝点3を持ち帰りたい関西大。しかし結局スコアは動かず試合終了。

両者とも得点には至らなかったものの、互いによく攻めよく守ったゲームでした。大経大はボランチに入った#2佐藤拓人の存在感もあり中央が固く、関西大はサイドからの攻撃が多かったのですが前述の通り風の影響もあり、特に前半はなかなか良いクロスがあがりませんでした。大経大は中に外にとバランス良く攻めてはいるのですが、関西大の#5羽田健人と#12長井一真(3年・興國高)のCBコンビを崩せず。しかしリベンジとはならずとも上位の関西大を相手に勝点1を持ち帰ることができ、一定の成果を得たと言っていいかもしれません。
6位関西大は5位京産大もドローで勝点1を得たため同じ勝点21で順位は変わらず。10位大経大も勝点1を積みまして15となったものの9位大産大も勝点1を得て18としており、勝点差は縮まらず。
両者とも堅実な守備ができており、あとはゴールのみ。攻撃陣のさらなる奮起に期待です。

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