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【JKL】後期第6節 京産大×関福大 を見てきた!

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J-GREEN堺S4フィールドで行われた京産大×関福大。雲間から日が差すと少々暑さはありましたが、気温も風も穏やかで良いコンディション。
京産大のGKは#21田中颯(2年・東京Vユース)。ダブルボランチに#6田中聖也(4年・滝川第二高)と#7立石和真(4年・C大阪U-18)を並べ、右サイドに#27渡部快斗(広島ユース)、左サイドに#8田尻京太郎(3年・東福岡高)。2トップは#16堤原翼(3年・京都橘高)と#10橋本和征(4年・東福岡高)。
対する関福大。ボランチに#50富田海成(3年・高知中央高)と#8左近祐樹(4年・帝京第三高)。右サイドは#78西山翔大(1年・大阪桐蔭高)、左サイドに大深拓海(2年・大阪桐蔭高)。#80谷本駿介(1年・C大阪U-18)が1.5列目。トップに#11西尾和真(3年・綾羽高)。

序盤は京産大がペースを握る。3分、自陣右サイドから#2美馬和也(4年・神戸ユース)が逆サイドの裏のスペースへ走り込んでいた#16堤原翼へロングボールを送るもオフサイド。
8分、左から押し込んで#22河原賢史朗(4年・摂津高)がクロスもGKキャッチ。
11分、#10橋本和征の左CKからニアで一度#4谷川由来(4年・守山北高)が触ってキッカーへ戻しもう一度クロスが入るもGKキャッチ。
13分、エリア手前中央からのFK。#10橋本和征が左足で直接狙うも惜しくも枠の右。
そして18分、右サイドの深いところから#2美馬和也がグラウンダーの速いクロス。これをエリア中央#8田尻京太郎が右足で合わせて京産大が先制! 1-0
21分に京産大の左CK。ニアで競り合い、そのこぼれを#16堤原翼がシュートを放つも力なくGKがキャッチ。

ここまでなかなか良い場面が作れなかった関福大。左右のSBが高い位置を取り、ようやくサイドからチャンスを伺い始める。
24分、左サイドから#7大深拓海が右足インスイングのクロス。これはGKがキャッチ。
26分、今度は右からクロスが上がり、中央で#11西尾和真がうまくDFを引きつけるがファーに誰も入って来ず好機を逃してしまう。
41分、中盤中央から#50富田海成が右へ展開。右サイドから#3井上将弥(2年・筑紫台高)がクロスを入れるもDFがゴールラインへ逃れる。
42分、ここで得た右CKがファーへ流れ、もう一度中央へ入れたボールを#11西尾和真がトラップ、浮いたボールをボレーで叩くも惜しくも枠の右。
京産大リードのまま前半終了。

京産大は先制したものの、その後は良い展開ができない。相手は両SBが高い位置を取っていて裏にはスペースがあるがなかなか活用できていない。一方、25分ごろから関福大が左右からクロスを上げる展開が増えるものの決定機とまではならない。何しろFWに入った#80谷本駿介がとても窮屈そうにプレイしていてタッチ数も上がらない。

後半開始。
後半3分、京産大#16堤原翼が裏へ抜け出しエリア内でGKと1対1に。GKに倒されたかに見えたがその前のボールタッチが大きすぎたのか決定機とはみなされず。

後半18分、関福大#11西尾和真がDFの背後に抜けエリア右からシュートを放つがGKがセーブ。ここで関福大ベンチが動く。MF#50富田海成に代わってFW#19藤井威司紀(2年・山梨学院高)を投入。
続けて後半25分、#78西山翔大に代わって#88長井元輝(1年・大産大附属高)に交代。
交代により本職のボランチに戻った#80谷本駿介が水を得た魚のようにここから躍動。後半33分、中盤自陣からドリブルで中央バイタルまで駆け上がり右へ展開、オーバーラップした#3井上将弥がこれを受けてグラウンダーのクロス。しかし中で誰も触ることができずボールは流れてしまう。
後半38分に右サイドからのFK。#80谷本が蹴ったボールはファーに入り混戦。最後に#11西尾和真が押し込もうとするが京産大GK#21田中颯が必死にかき出しゴールならず。
そして後半42分、左のハーフスペースをまたもや#80谷本駿介がドリブルで疾走。ゴール前まで持ち込んだところで右足でファーに狙いすましたコントロールシュートをGKが弾き、これをゴール前まで走り込んでいた#88長井元輝が押し込んで関福大が同点! 1-1
この後はスコア動かず試合終了。

序盤自分たちの時間帯にうまく先制ゴールを叩き込んだ京産大でしたが追加点が遠かったです。前半は6本のシュートを放つも後半は0。交代で入った選手たちもなかなか効果的な動きはできませんでした。
逆に関福大は前半のシュートは#11西尾和真の1本のみ。しかし後半は5本放ち、同点に追いつくことができました。#80谷本駿介の活躍もすばらしかったのですが、FW#11西尾和真が最初から最後まで前線でチャレンジし攻撃を引っ張ったからこそ他のメンバーも気持ちを切らさずトライできたように感じました。#10金枝晃平(3年・前橋商業高)、#14松山匠(2年・北九州U-18)といった攻撃的な選手を欠くなかで、西尾和真に寄せられる期待は大きくなるばかりですが今後もチームを鼓舞し引っ張っていってくれるでしょう。

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