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【JKL】後期第7節 立命大×桃山大 を見てきた!

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たけびしスタジアム京都で行われた立命大×桃山大を見てきました。気温は23度ほど。風も穏やかで上々の天候。ピッチは少し芝が浮いた箇所があるように見えましたがまずまずといったところ。

立命大は今節もGKは#21谷井宏気(3年・G大阪ユース)。右SHには#39坂元颯太(2年・立命館守山高)が入りました。

桃山大は前節と同じメンバー。GKは#51滝浪朋生(2年・履正社高)。CBは#22早川雄貴(4年・富山第一高)と#43多賀稔人(1年・富山第一高)。右SBに蛭田大輝(3年・大宮ユース)、左SBに内山皓雅(4年・東山高)。右SHに#11印藤虎太郎(3年・C大阪U-18)、左SHに#7佐藤碧(4年・大分高)。

開始2分、立命大#11延祐太(3年・JFA福島)がドリブルで相手エリア内に進入。ブロックするGKと接触となるが笛はならず。

4分、桃山大#8白岩直斗(4年・立正大淞南高)が中央をドリブル突破。#7佐藤碧にスルーパス。決定的チャンスと思いきやオフサイド。
桃山大の攻撃が続く。13分、前線からのプレッシングでボールを奪い左サイドへ開くように走った#36山口海都(2年・立正大淞南高)へスルーパス。山口がファーサイドへ山なりのクロス?シュート?を放つがラインを割ってしまう。
16分、右サイドから#11印藤虎太郎が低く速いクロス。しかしボールは選手の間を抜け逆サイドへ。これを#36山口が回収し再びクロス。中央で#9毎熊晟矢(4年・東福岡高)が入ってくるも惜しくもさわれず。

21分は立命大。自陣からワンタッチツータッチでパスを繋ぎ、ずるずると下がる桃山大ディフェンス。エリア右角で#39坂元颯太に渡りシュートを放つがGKがセーブ。
続けて22分、相手のパスをカットし#11延祐太が自らドリブルで右サイドを駆け上がり、中央へマイナス気味のパス。#10竹本雄飛(4年・広島ユース)がダイレクトでシュートを放つも枠の上。

23分、桃山大#8白岩直斗が鋭い出足でボールをカット。左サイドを#7佐藤碧、#36山口海都と繋いで山口がカットインから右足のシュート。これがゴール右上に突き刺さり桃山大が先制! 0-1

反撃に出たい立命大。34分、ショートカウンターから#15藤井智也(3年・長良高)が中盤中央でドリブルで突進。最終ラインを突破しようとしたところを桃山大#43多賀稔人がファールで止めてイエローカード。
これで得たFK。#29鈴木貫生(3年・市立一条高)がゴール左隅を狙うもGKがセーブ。
36分、左サイドから#15藤井智也が右足でクロス。ニアで#13鈴木太我(3年・桐光学園高)が頭ですらしてファーサイドを狙うもわずかに枠の右。

スコアを動かしたのは再び桃山大。40分、中盤中央で#9毎熊晟矢がボールをカットし#8白岩直斗へ繋いで前線中央の#7佐藤碧へ。DFを背負っていた佐藤が踏み込んできた相手とうまく体を入れ替え、前が空いたところでシュート! これが決まって追加点! 0-2
そして前半終了。

競り合いからのセカンドボールは体格でまさる立命大が獲得するものの桃山大が高いラインとコンパクトな陣形ですぐさまボールホルダーを囲い込み奪い取る。桃山大の2列目と3列目が非常に近い距離を保ちながら素早い攻守の切り替えと上下動を繰り返し立命大のパス回しを封じ込める。この激しい上下動が最後まで持つのかどうか。

後半が始まってもなかなかチャンスが作れない立命大は後半11分に2枚替え。右SH#39坂元颯太に代えて#34松井温人(1年・静岡学園高)。トップの一角#13鈴木太我に代えて#47明比友宏(2年・広島ユース)を投入。

後半20分、桃山大#11印藤虎太郎が中盤中央でパスカットして左サイドへパス。#36山口海都が中央へ入れて#7佐藤碧がシュート! 一度はGKがはじくも#9毎熊晟矢が押し込む! しかし毎熊の位置がオフサイドでゴールならず。

後半21分、左サイドで立命大#15藤井智也のキープから中央へマイナスのパス。これを#10竹本雄飛がダイレクトでシュートも枠の上。
後半22分も立命大、右のハーフスペースを代わって入った#34松井温人がドリブルで縦に突進。相手エリア内でDFを引き連れながらも粘ってグラウンダーの速いクロスを入れる。しかしボールは選手の間を抜けて逆サイドへ流れてしまう。

後半26分、桃山大#7佐藤碧がボールを奪って単独でドリブル突進。DF3人を引き連れながらもシュートを放つが枠の右。
後半27分、#36山口海都に代わり#38片山誠也。
後半29分、右サイドで#47蛭田大輝から縦にボールがわたり#11印藤虎太郎が鋭いアーリークロス。#7佐藤碧の頭上を越えるもファーに走り込んでいたのは代わったばかりの#38片山誠也。切り返しで完全にDFをかわしシュート! しかしボールは枠の上。スタンドからは悲鳴に近い声が上がる。
しかし桃山大の攻撃は止まらない。後半35分、またもや中盤でボールをカットし左サイドを#7佐藤碧がボールを運ぶ。#9毎熊晟矢が中央から左へ開いて佐藤の縦パスを引き出し、その毎熊の空けたスペースへ佐藤が入り込んで再びボールを受け直す。右足で放ったシュートはゴールの右隅に決まり桃山大が突き放す! 0-3

3点差をつけた桃山大は後半35分、#47蛭田大輝に代わって#37水津颯太(3年・静岡学園高)、後半39分には#8白岩直斗が傷んで#46井塚脩斗(2年・九州国際大高)を投入。

このままでは終われない立命大。後半41分、左サイドで#47明比友宏から#15藤井智也へとボールが渡ってクロス。中央で受けた#11延祐太がシュートを放ちGKの手をかすめて飛んだボールは惜しくもポストに当たる。
後半42分、再び#15藤井智也が左サイドからGKとDFの間へクロス。#11延祐太が頭で合わせようとするがオフサイドの判定。
アディショナルタイム、左から組み立て中央で混戦状態となるがエリア中央の#47明比友宏にボールがわたりターンからゴール右隅を狙ってシュート! しかし桃山大GK#51滝浪朋生が横っ飛びでこれをキャッチ。
さらに立命大の攻撃が続き右サイドから#34松井温人がクロス。エリア中央で#15藤井智也が鋭いシュートを放つがこれもGK#51滝浪朋生がセーブ!
結局立命大は桃山大の守備を崩せず試合終了。 0-3

桃山大の完勝。終わって膝に手をつく選手が続出したのは桃山大。どの選手もスプリント数は相当多かったと思います。ボールホルダーへの寄せはもちろん、立命大DFラインからボランチの#10竹本、#29鈴木貫に預けようとするところを読んでダッシュでカットする場面も多かったです。前からの守備がとてもハマって、とにかく桃山大がインターセプトする場面が多い試合でした。特に#8白岩直斗の出足はすばらしかったです。

この第7節を終了して4位立命大、8位桃山大ともに順位は変わらず。しかし立命大に続く5位阪南大、そして桃山大に続く9位近畿大、10位大産大は未消化試合が残っています。順位の行方はまだまだわかりません。リーグ終盤も面白くなりそうです。

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