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【JKL】後期第8節 桃山大×近畿大 を見てきた!

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勝ち点22で並ぶ8位桃山大と9位近畿大の戦い。
桃山大は前節と同じスタメン。4年生と1年生の富山第一高出身コンビ、#22早川雄貴と#43多賀稔人が2CBを務めます。
近畿大はFW#18桑田青空(4年・桃山学院高)とMF#22佐藤京佑(3年・近畿大付属高)が欠場。左SHに#42森川徹臣(3年・近畿大付属高)、2トップは#19増田隼司(3年・東海大翔洋高)と#17堀江大騎(4年・C大阪U-18)が入りました。

開始2分、桃山大の左CK。#36山口海都(2年・立正大淞南高)がファーサイドに蹴ると#43多賀稔人が頭で折り返し、ボールは#9毎熊晟矢(4年・東福岡高)の足元に落ちるが近畿大の守備に囲まれ押し込めず。

10分、相手陣内中央でボールを持った近畿大#42森川徹臣が左サイドへはたいて、それを受けた#6山下令雄がグラウンダーの速いクロス。エリアのニアサイドに#17堀江大騎が入ってくるもさわれず。
12分、今度は右サイドから組み立てて#2林雄都(4年・東福岡高)がエリア内右から右サイドのスペースへ出し、オーバーラップした右SB#3川浪龍平(4年・G大阪ユース)が山なりのクロス。ゴール前中央へ入るもGKキャッチ。

24分、近畿大エリア内で混戦。桃山大#8白岩直斗(4年・立正大淞南高)のシュートは近畿大DFのブロックに遭うも桃山大の選手たちが一斉に「ハンド!」と叫ぶ。しかし笛はならず。
28分、右サイドから桃山大#47蛭田大輝(3年・大宮ユース)がDFの裏へ山なりのアーリークロス。#9毎熊晟矢にピタリと合い、ヘディングシュートを放つも副審の旗が上がりオフサイド。
さらに34分も桃山大、中盤からロングボールを入れ、近畿大ペナルティアークあたりで#9毎熊が落とし、拾った#36山口海都がゴール前へ走り出す#8白岩直斗へスルーパス。しかし近畿大GK#1伊藤隆介が滑り込んでボールを死守。
そして40分、中盤中央でボールを持った#11印藤虎太郎(3年・C大阪U-18)がDFの裏を狙って縦にボールを放り込むと、左ハーフスペースから中へ入ってきた#7佐藤碧(4年・大分高)がこれを回収。エリア右に入ってきた#9毎熊晟矢へすばやく渡して毎熊がシュート! これがゴール左に吸い込まれ桃山大が先制! 1-0
桃山大1点リードのまま前半終了。

互いに激しくボールを奪い合う中チャンスをものにしたのは桃山大。近畿大もサイドからボールは入るがシュートが打てない。

近畿大は前半の終わりに傷んだ#19増田隼司に代わって#16川辺雄貴(4年・大阪桐蔭高)がそのままFWで出場。
後半14分、近畿大が左サイドから組み立てて、エリア内に進入した#42森川徹臣がシュートを放つもDFがブロック。
後半16分、右サイド深いところから#3川浪龍平がグラウンダーのクロス。ニアで受けた#2林雄都が左足でゴール左隅へシュート! しかしポストに当たりゴールならず。
後半24分、右サイドで#3川浪がDFに寄せられながらも粘って抜け出しエリアのニアサイドにいた#2林雄都をパス。今度はゴール右上に狙いすましたシュートを放つもGKがジャンプしてこれをキャッチ。
後半30分、相手エリア内右から#16川辺雄貴、#2林雄都、そして中央の#10川畑隼人(4年・履正社高)とつないで川畑が左足でシュートを放つもバーを大きく超えてしまう。
後半35分、左サイドから#6山下令雄がアーリークロス。ゴール前中央でDFに挟まれながら#16川辺が競って落ちたところで#10川畑隼人が浮き球をジャンピングボレー左足でシュート! しかしボールは枠の左へ逸れてしまう。

後半36分、桃山大の左CK。交代で入った#38片山誠也(3年・鳥取境高)のキックはファーサイドへ。これを近畿大GK#1伊藤隆介が横っ飛び左手一本でパンチングクリア。しかしここでアクシデント。落ち方が悪かったのか肋骨に相手選手の頭が入ったのか、伊藤がピッチに倒れ込む。結局伊藤は負傷退場。ここまでで既に交代枠を使い果たしている近畿大。CB#15梶塚大哉(3年・市立船橋高)がグローブをつけ臨時GKを務めることとなった。
10人で戦う近畿大。必死につないで桃山大ゴールに迫るも、さすがに先ほどまでの迫力は出ず。
結局桃山大が1点を守りきり試合終了。 1-0

同じ勝ち点でありながら入れ替え戦枠には落ちたくない8位桃山大と、そこから脱出したい9位近畿大の戦いはスコアこそ最小でしたがとても白熱したものとなりました。前半は桃山大が長いボールを効果的に使って何度も作ったチャンスを一つものにして先制。後半は近畿大が#16川辺雄貴を前線に投入して相手の起点をしっかり抑えつつ、ターゲットとしての役割も果たして相手を押し込み攻勢に。GK伊藤の負傷退場がなければ同点は十分狙えた展開だったと思います。試合終了のころ救急車が来ていたようですが大事に至らないことを祈るばかりです。前半終了間際に負傷した#19増田隼司のほうも気になります。
桃山大はとうとう6位京産大、7位関西大と勝ち点25で並びました。連勝が止まってから2連敗している5位立命大の勝ち点は29。背中は捉えています。
近畿大は3連勝でストップ。ここへ来て負傷者が出てるのが厳しいところですが浸透した戦術が上位にも十分通用しているだけに入れ替え戦枠脱出にもまだまだ期待がかかります。
後期に入って上昇機運の両チーム。残り3節も頑張ってもらいたいです。

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