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【JKL】後期第6節 立命大×大経大 を見てきた!

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J-GREEN堺S4フィールドで行われた第2試合。風も弱くコンディション良好。
立命大のFPは不動のメンバー。GKは前節から引き続き#21谷井宏気(3年・G大阪ユース)。
大経大は前節が台風の影響で延期となっていて中13日の試合。後期はボランチに#2佐藤拓人(4年・履正社高)が入ることが多かったが今節はベンチ。#7西田隼弥(4年・作陽高)が#6音田聡ノ介(4年・興國高)とのダブルボランチに入った。

開始3分、大経大エリア内で立命大#15藤井智也(3年・長良高)?と大経大#15久木元大海(4年・市立尼崎高)が接触。これが久木元のファールとなって立命大がPKを獲得。立命大は藤井自ら蹴るも大経大GK#1田中大智(3年・興國高)が見事セーブ! いきなりのピンチを切り抜ける。
12分、立命大が左サイドから組み立てて中央の#10竹本雄飛(4年・広島ユース)がミドルシュート。しかしGK正面。
13分、#15藤井智也が中盤左サイドから中へと切れ込んでドリブル突破を図るが、大経大#7西田隼弥がタイミングよく足を出してこれをカット。西田は久々のスタメン起用だが軽快な動きを見せる。

14分、大経大#10川崎一輝(4年・東海大仰星高)がエリア左角からゴール右隅へミドルを放つもGKセーブ。
15分、右サイド深いところから#16山岡龍次郎(4年・初芝橋本高)のロングスローはGKが直接キャッチ。

24分、立命大#15藤井智也が左のハーフスペースから右のハーフスペースへと弧を描くような動きを見せ、#11延祐太(3年・JFA福島)からスルーパスを引き出すが大経大CB#4谷山洵貴(4年・金光大阪高)が対応しこれをカット。
26分、再び#15藤井智也が左サイドからエリア左の#11延祐太、エリア中央の#7田中康介(3年・京都U-18)とボールを回し#7田中が#10竹本雄飛とスイッチして竹本がミドルシュートを放つがGKキャッチ。

32分、大経大#16山岡龍次郎が右サイド深いところからグラウンダーのクロス。中央で#7西田隼弥が滑り込むようにシュートを放つも枠の右。
両者スコアレスで前半終了。

立命大はワイドが中へ切れ込んだり2トップが左右へ開いたり斜めの動きを巧みに入れて相手を翻弄しようとするも大経大DFも落ち着いて対応。開始直後のPKを除けば危ない場面は作らせていない。
大経大は深い位置でのスローインやCKを獲得するも、スロワー、キッカーが精度を欠きチャンスを作れない。

後半開始。
後半1分、左に開いた立命大#11延祐太がグラウンダーのクロス。#10竹本雄飛が飛び込むも枠の上。
後半5分、大経大ゴール前で山なりのボールが枠を捉えそうになり大経大GK#1田中大智がジャンプしてかき出し、そのセカンドボールの競り合いから立命大#13鈴木太我(3年・桐光学園高)が頭で押し込み立命大が先制! 1-0
直後に#13鈴木から#47明比友宏(2年・広島ユース)に交代。

後半12分、大経大#9植村宥紀(3年・大産大附属高)と#10川崎一輝とのパス交換で中央を突破し右サイドに展開。これを#16山岡龍次郎が高いクロスを入れるも大きくふかしてゴールラインを超える。
後半20分、#17島田直樹(3年・阪南大高)に代えて#22西脇惇平(4年・神戸U-18)。
後半26分、大経大が左CKを獲得。キッカー#10川崎一輝がショートコーナーで#22西脇惇平に当ててマイナスに動いてからもらいなおし右足インスイングのクロス。ゴール前中央で#9植村宥紀が左に落として#4谷山洵貴が押し込もうとするも枠の左。

後半34分、立命大が右CK。#10竹本雄飛の右足から放たれたボールに#2小松拓幹(4年・阪南大高)がヘディングシュートを打つがDFに当たりゴールならず。

後半37分、大経大#16山岡龍次郎が右サイド深いところで相手DFに囲まれるも粘って中へパス。#9植村宥紀、#22西脇惇平が細かいパス交換で切り崩そうとするもフィニッシュには至らず。

後半45分、立命大の左CK、#10竹本雄飛のキックを交代で入った#47明比友宏がファーでヘディングで折り返し、#2小松拓幹が頭で押し込んで追加点! 2-0
さらにアディショナルタイム、左サイドから大経大エリア方向に高いボールが入り、落下点で立命大#47明比友宏と大経大GK#1田中大智が互いに接触を恐れたのかお見合いのような状態になり、ボールは2人の間で大きくバウンド。田中がジャンプするもボールに届かず、背後を取った明比が軽く押し込んで立命大がダメ押し! 3-0
終盤に予想外の大差がついて試合終了。

3-0という結果にはなったものの大経大がよく守って立命大が攻めあぐねた試合でした。立命大#15藤井智也に対してはとにかく中に入らせない。縦に走らせる。それを徹底して立命大の攻撃の選択肢を狭めていたように見えました。
一方、大経大の攻撃は中央から崩してサイドにはたいてクロスで中へ、という形は見えたもののやや浅い位置からのロビングのクロスがことごとくゴールラインを超えてしまいました。ライナー性の速いクロスを入れると高さのある立命大DFに楽々クリアされるので、山なりの落ちてくるクロスを入れて競り合いからのセカンドをものにする狙いだったのかもしれません。

延期の試合もあるので暫定ではありますが、立命大は順位変わらず4位をキープ。大経大は近畿大と入れ替わり11位へと順位を下げてしまいました。両チームとも上の順位との差はわずかですし残り5節、ひとつでも順位があがるよう頑張ってほしいです。

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