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【JKL】後期第9節 立命大×大教大 を見てきた!

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たけびしスタジアム京都にて後期第9節、立命館大学×大阪教育大学のゲームを見てきました。
前節びわこ大を5-1で下した立命大。同じスタメンを組んできました。GKは#31山口瞬(3年・前橋育英高)、CBは#2江口正太郎(3年・静岡学園高)と#16竹内駿斗(2年・三菱養和SCユース)、中盤右サイドに#34野濱友哉(2年・京都U-18)、左サイドに#12中野瑠馬(1年・京都U-18)、2トップは#18大谷優斗(2年・G大阪ユース)と#35澤田忠和(1年・水口高)です。
対する大教大は3-4-1-2でスタート。3バックは右から#2恩地栄作(4年・箕面高)、#4吉田慧人(3年・広島皆実高)、#3東田正樹(2年・神戸U-18)、WBは右に上坂新(4年・金光大阪高)、左に#5鍋坂陸平(4年・阪南大高)、2トップは#10川西真斗(4年・岡山学芸館高)と#11中村成龍(3年・阪南大高)です。

7分、立命大・#18大谷優斗の動き出しに合わせ、#5二宮和輝が中盤右サイドから相手DFの裏へロングキック。#18大谷がPA中央から右へドリブルしシュートを放つが相手DFがブロック。

14分、大教大の右サイドのスローインから#14田中博貴(2年・広島皆実高)がワンタッチで前に送り出し、このボールが#10川西真斗に渡り相手DFの裏へ抜けようとドリブルを仕掛けるが立命大・#2江口正太郎が後ろから引っ張ってファールとなりイエローカード。
15分、大教大が相手陣内右サイドからのFK。#11中村成龍のキックに#2恩地栄作が頭で合わせるも立命大がクリア。こぼれ球を大教大・#8堤太一(3年・広島皆実高)が拾ってミドルを放つもブロックされる。
16分、大教大・#10川西真斗が中盤右サイドから相手GKの位置を見て山なりのロングシュート。しかし枠を外れる。
33分、大教大・#6上坂新が右サイドを突破。クロスを入れるもGKが直接キャッチ。

ゲームは大教大ペースかと思われた前半40分、立命大が細かいパス回しで大教大ゴール前に迫り、#35澤田忠和が相手DFを避けるようにPA中央から左にボールを運んでラストパス。それを受けた#12中野瑠馬がPA左で右足のシュート! これがゴール右に突き刺さって立命大が先制! 1-0

ここで大教大が早々と交代。ボランチに入っていた#26犬飼叶都(1年・帝京大可児高)に代わって#15松原和輝(3年・広島皆実高)を右WBに投入。右WBに入っていた#6上坂新がボランチとなる。

42分、大教大が中盤でボールを奪い中央突破。#6上坂新がミドルシュート。しかし惜しくもクロスバーに阻まれる。
45+1分、大教大の右CK。クリアボールを#5鍋坂陸平が拾ってPAの左側を縦に運び低いクロス。中央でシュートが打たれるも力なく転がりGKがキャッチ。

45+3分、立命大の右CK。#34野濱友哉が右足から放ったボールは一度クリアされるも拾い直して#34野濱がクロス。これを#16竹内駿斗がヘディング。しかしボールは枠の上。
スコア1-0のまま前半終了。

細かくパスを繋ぐもなかなか相手ゴール前に迫れなかった立命大が少ないチャンスをものにして先制に成功。一方の大教大は#10川西真斗にボールを当てて打開を図るも決定機は生まれない。左サイドの#5鍋坂陸平にもなかなか好位置でボールを出せない。

後半開始。
後半2分、前線の#10川西真斗にボールが渡ったところをPA手前で立命大が潰し、そのこぼれ球を大教大・#8堤太一がダイレクトでシュートを放つが惜しくもバーをかすめて枠の上。

後半7分、大教大エリア前でなんとか相手のブロックのほころびを探しながらボールを回す立命大。右サイドから中央の#40工藤大雅(2年・大分U-18)にボールが渡ると相手の寄せが甘いと見るや左足のミドル! ややドライブ気味に弧を描いたボールはバーの下側を叩きゴールへと吸い込まれ立命大が追加点! 2-0

反撃の糸口を掴みたい大教大は後半8分、相手エリア右角で#10川西真斗が巧みな切り返しでDFをかわしシュートを放つがGK正面。続く後半9分、左からのクロスにオーバーヘッドでシュートを狙うも枠の左。
後半10分、立命大が最終ラインでボールを回していたところ、立命大・#2江口正太郎がトラップミス。これを大教大・#11中村成龍がすかさず拾いドリブルを仕掛けたところ立命大・#2江口がまたもやユニフォームを引っ張って2枚目の警告となり退場に。
立命大は2トップの一角#35澤田忠和を下げてCB#4志摩奎人(4年・松山工業高)を投入。

後半15分、大教大#15松原和輝のスルーパスから#10川西真斗が裏へ抜け出しシュートを放つが力なくGKキャッチ。
後半16分、#11中村成龍と#5鍋坂陸平のコンビで左サイドを崩しクロスを放つが立命大がブロック。

後半20分、立命大は#18大谷優斗に代えて#11明比友宏(4年・広島ユース)、#12中野瑠馬に代えて#28平川絢大(1年・大分U-18)を投入。
後半24分、立命大・#11明比友宏が中盤で相手を十分引きつけた上で右サイドに展開。#34野濱友哉から#5二宮和輝にボールが渡って斜めのクロス。これに#11明比友宏が飛び込んでヘディングシュート! ボールはネットを揺らし明比も一度はガッツポーズを見せたが判定はオフサイド。

後半30分になると大教大がDF#2恩地栄作を前線に上げパワープレイに。後半31分、左サイドから#5鍋坂陸平の高いクロスを立命大がヘディングでクリア。このボールを大教大・#11中村成龍がボレーで叩くが立命大DFがブロック。
後半39分、右サイドから大教大・#15松原和輝が斜めのクロス。#10川西真斗が頭で競って、エリア左へこぼれたボールを#5鍋坂陸平が拾って右足のシュート。しかしGKが正面でキャッチ。
その後も大教大のロングボールを立命大DFが跳ね返す展開が続き、スコアは動かぬまま試合終了。

後半の早いうちに立命大が追加点を上げ、これは前節に続く大量得点かと思いきや直後に退場者が出るという展開。これでゲームが壊れてしまうかと思いましたが粘り強い守備で反撃のきっかけさえ与えない展開。人数が減った直後こそバタバタッとした感じがありましたが#11明比友宏選手が投入されるとボールの預けどころができて守備の立て直しがスムーズになりチームが落ち着きを取り戻しました。終盤の相手のパワープレイにもDF陣が屈強さを見せロングボールをことごとく跳ね返し、無失点での逃げ切りに成功しました。
大教大はグラウンダーで勝負してくる立命大を相手に、必死に球際へ寄せる守備を見せましたがわずかなほころびが命取りとなり2失点。後半は数的有利となったものの立命大守備陣を崩すには至りませんでした。
調子を取り戻している立命大。残り5試合も期待が高まりますが、残り試合の相手との前期の戦績は4敗1分け。気を引き締めて臨みたいところ。
大教大も順位は厳しい位置ですがこれまでのカードのスコアを見ると関学大とはいい勝負してますし大体大からも得点していて決して力がないわけではありません。守備も攻撃も中盤の選手たちの頑張りに期待したいです。

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