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気合と気合のぶつかりあい! 前期第7節 甲南大×大産大 を見てきた!

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上富田スポーツセンターで行われた第2試合、甲南大学×大阪産業大学を見てきました。
甲南大のGKは#21板敷洸大(2年・大阪桐蔭高)。DFラインは左から#5藤永涼(4年・G大阪ユース)、#19長野瞭太郎(3年・徳島ユース)、#3山名悠斗(3年・広島皆実高)、#2越野雄太(3年・有馬高)。トップ下に#8中村陽紀(3年・阪南大高)を置き、1トップに#27原大貴(1年・横浜FCユース)を置いた4-2-3-1に見えました。
対する大産大は3-4-2-1。GKは#1中村春貴(4年・山梨学院高)、3バックは#5湯本創也(3年・FC東京U-18)、#3笠原恵夢(3年・大産大附属高)、#23大木巧也(3年・松山工業高)。WBは右に#2三輪昭太(2年・藤枝明誠高)、左に#4橋本翔和(2年・神戸弘陵学園高)。ダブルボランチは#34大野幹生(3年・大阪桐蔭高)と#8天野寛人(3年・G大阪ユース)です。

試合開始。
前半3分、甲南大が敵陣中央やや左からのFK。#8中村陽紀の右足インスイングのキックはGKが直接キャッチ。
前半8分、甲南大が左サイドでのボール回しから#11清水健生(2年・阪南大高)が中へ持ち出し中央のスペースへボールを入れ、最後は#28泉彩稀(1年・神戸U-18)がシュート。しかしボールに力なくGKがキャッチ。
前半20分、大産大・#27西村哲成(4年・履正社高)が敵PA中央でボールを受けると少し左に流れて自らシュート! 強烈なキックだったがボールはポストを叩きゴールならず。
前半24分、大産大・#10赤塚ミカエル(4年・鹿島ユース)敵陣中央でボールの奪い合いから強引に前へ持ち出すと落ち着かない浮いたボールを左足ボレー! これがゴール右に吸い込まれ大産大が先制! 1-0

前半32分、甲南大のビルドアップを中盤でカットした大産大。鮮やかなワンタッチパスの連続でボールを運び、#13島袋優斗(4年・帝京第三高)がクロスを入れるが手前で甲南大・#2越野雄太がカット。
前半42分、大産大が敵陣右サイドからスローイン。#4橋本翔和が得意のロングスロー。甲南大が跳ね返したボールをPA手前から#3笠原恵夢がダイレクトでシュートを狙うが枠の右に外れてしまう。
大産大が1点リードのままハーフタイムを迎えるかに思われた前半45+2分、ハイラインを敷いていた大産大DFの裏へ甲南大・#11清水健生が抜け出し、飛び出してきたGKもかわして無人のゴールへ流し込み甲南大が同点に追いつく! 1-1
まもなくして前半終了。

後半開始。
後半1分、大産大が左サイドから攻撃。#4橋本翔和がマイナスに落として#23大木巧也が左足で高いクロス。#13島袋優斗がヘディングシュートを放つがボールが浮いてGKがキャッチ。
後半3分、大産大が今度は右サイドから#2三輪昭太のクロス。味方のゴール前への走り込みに合わせたタイミングのいいクロスだったがGKがキャッチ。
後半4分、甲南大の左CK。#8中村陽紀の鋭いインスイングのキックに#3山名悠斗が体を捻りながら頭ですらして流し込むようなシュートを放つが枠の右。
後半8分、大産大が敵陣右サイドからのFK。#23大木巧也の左足のキックにファーで#27西村哲成が飛び込むがさわれず。
後半12分、大産大が#27西村哲成のポストプレーから左に展開。#4橋本翔和からグラウンダーのやさしいクロスが入り#27西村哲成が決定機を迎えるもこれを枠の右へ外してしまう。
後半14分、甲南大はFW#14松野隼輝(2年・神戸弘陵学園高)に代えて#9吉山彬良(4年・鳥栖U-18)を投入。
後半18分には大産大も#8天野寛人と#34大野幹生に代えて#7寺田勇心(2年・関西大北陽高)と#14河本海人(4年・帝京第三高)を投入。
後半29分、甲南大が敵陣中央からのFK。#8中村陽紀のキックに#3山名悠斗が頭で合わせるが枠の左。
後半31分、大産大が敵陣左サイドからスローイン。#4橋本翔和のロングスローがバウンドしてゴール前へ抜けてきたところに#7寺田勇心が頭で合わせようとするもGKがキャッチ。
後半35分、大産大のボランチとCBの間でボールを受けた甲南大・#8中村陽紀が絶妙のタイミングで縦にスルーパス。#27原大貴が抜け出しGKと1対1に。甲南大が追加点と思われたが#27原のシュートを大産大GK#1中村春貴が右足でブロック!
後半40分、甲南大・#5藤永涼が敵陣左サイドからクロス。身長186cm#2越野雄太がファーで競り勝ちヘディングシュートを放つが枠の右。
このままスコアは動かず試合終了。

第1試合に続きこの試合も緊迫感のあるゲームとなりました。印象に残ったのは大産大GK#1中村春貴。終始大きな声で味方を鼓舞していて、おかげでチームのセカンドボールへの意識は非常に高く、チームにより一層の一体感があったように感じました。甲南大もそんな大産大の雰囲気に飲まれることはなく、逆に張り合うように気持ちの入ったプレーを見せていて、まさに気合と気合のぶつかりあいでした。
上位との対戦で勝ちを収めながらなかなか勝点を積み上げられない甲南大。この試合も是が非でも勝点3を取りたかったところでしょうが負けなかったことを前向きに捉えて前期残り試合に臨んでもらいたいです。
大産大は複数失点が続くなか得点力ある甲南大を相手に最小失点に抑えたことは収穫でしょう。この試合は勝ちもあるかもと思われましたしチームは上向きに感じました。
両者とも勝点をひとつ積み上げ、前期後半戦のスタートとしては悪くない結果だったのではないでしょうか。次の試合も期待しましょう。

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