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Jリーグ 京都サンガF.C.

布部サンガがまだ続く件

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J2リーグ開幕から10戦が終了。京都サンガF.C.はここまで1勝3分6敗の勝点6で最下位。このペースでシーズンを終えれば勝点は25。間違いなくJ3降格となります。4月21日(土)に第10節を終え、24日(火)を過ぎても現在のところ監督解任の報せは入ってきません。このまま続投ということなのでしょう。今後も布部サンガを応援していくしかありません。

サンガはサポーターに対して透明性というものを蔑ろにしすぎのように感じます。石丸清隆前監督は契約が残っており続投を望む声も少なくなかったにもかかわらず2016シーズン終了とともに解任となりました。理由は明らかにされませんでした。もちろん全てを公表することはできないかもしれません。しかし目標をどこに置いているのか、あるいはどういう方針であるのかぐらいは示してほしいものです。今の姿勢は「ちゃんと考えてんだから黙ってろ」と言わんばかりのように感じます。

布部監督は昨季からチームを率いていて、今季は昨季を踏まえての補強やキャンプができたはずで、その出来を判断するのは10戦くらいが一つの節目かと思っていました。けが人を多く抱えるとはいえ、J2全体から見ればタレント揃いでとても最下位に沈むメンバーとは思えません。

この状態で解任がないということは、何があってもブレずに地道に積み上げをしてチームを作っていくということなのでしょう。たしかに長期政権とすることでチーム固有のカラーができ、それが花開くということもあります。西野ガンバがそうでしたし最近では相馬監督率いる町田ゼルビアもその一つとして挙げられます。指導者育成とチーム育成を長い時間をかけて同時におこなっていく。それならそれでフロントが方針として発表すればいいと思うのですが、どこかで方針転換できる余地を残したいのでしょうか。

10戦終えて解任なしならば最低でも今シーズンいっぱいは監督は代えずにいくべきです。実際流れからの失点はあまりありませんし、あったときも修正点はわりとはっきりしています。セットプレーからの失点は悩みの種ですが、あのオシムが率いた千葉も当時は同じ悩みを抱えていました。指導うんぬんもあろうかとは思いますが選手の意識も大きく問われるところでしょう。

課題はシュートの少なさですが、闇雲にシュートを打たずしっかり勝負することにこだわった結果ともとれます。ただ、相手からすると必ず勝負をしてくるとわかっていれば十分に構えることができるし、多少無茶でも意表を突くシュートがあったほうがいいと思うのですが。

いずれにせよサポーターとともにクラブを育てる気であるのなら今この時期に何かしらサポーターへ向けて公式のメッセージを発信してほしいものです。

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