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【大阪サッカー選手権】準決勝 FC大阪×大院大を見てきた!

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天皇杯大阪代表を決める大阪サッカー選手権の準決勝、FC大阪×大阪学院大学を見てきました。学生サッカーをメインに見ている僕は全力で大院大応援です。


メンバーについてFC大阪のほうは全くわからないのですけれども、昨年度、桃山大でFWとして活躍した#19小松光樹、そして京産大でCBで活躍した#28橋本侑紀がスタメンに名を連ねました。京産大FWだった和田健太郎はメンバー外。残念。
大院大は2トップに#9井上泰斗、#15見野龍太郎 。中盤はボランチに#98和田圭佑と#8川崎健太郎。右に#95乾昂汰、左に#7和田幸之佑、CBは#5生駒稀生と#17田中真照、右SBに#11杉山蒼太、左SBに#158中尾真、GKは#91中村龍音が入りました。
(詳しいメンバーはGoalNoteの試合結果に載っています。)

試合が始まりFC大阪の布陣を見ると#19小松光樹はボランチ、#28橋本侑紀は右SBでの出場。この#28橋本と大院大・#7和田幸之佑がバッチバチやり合います。歳は違えど昨季まで同じピッチで戦った者どうし。ともに負けられない思いは強いでしょう。互いに譲らない勝負をしていました。
ボールは大院大が握るのですがフィニッシュが遠い。本選手権1回戦ではSt.Andrew FCを相手に無敵の働きをしたFW#9井上泰斗でしたが、FC大阪はなかなか仕事をさせてくれません。井上に限らず大院大の選手が少しトラップが大きくなるとすかさずFC大阪の選手が足を伸ばしボールを奪います。この厳しさに手を焼きなかなか前に運べません。学生サッカーとの違いを開始から見せつけられます。

すると22分、FC大阪が左サイド深い位置で繋いで大院大ゴールに迫ります。ゴール前で一度は大院大がカットするもクリアは小さく、これを中央で拾った#28橋本が間髪いれずにエリア内右側にいたMF#14須ノ又諭へパス。これを須ノ又がゴール左隅に流し込んでFC大阪が先制! 1-0

失点後、大院大はすぐに全員がピッチ中央に集まり声を掛け合います。何が話されてかはわかりませんが、ここから大院大ががむしゃらにフィニッシュを狙いに行きます。
26分、#8川崎健太郎が中盤でボールを持つと、右サイドから中へ入ってきていた#95乾昂汰に縦パス。乾がミドルを放つも相手がブロック。
32分、左サイドから#7和田幸之佑がドリブルでえぐって中央へマイナスのグラウンダー。受けた#8川崎健太郎がシュートを打とうとするもブロックに遭う。
33分、右SB#11杉山蒼太がボールを奪い右サイドを縦に持ち込んで中へパス。エリアの外、右角にいた#8川崎が受けてシュートを放つも枠の上。
36分、左サイド、相手ゴールから30m地点でFK獲得。#8川崎が左足で蹴ったボールは低い弾道でニアに入り#9井上泰斗が相手GKの眼の前で右足アウトサイドで当てて流し込もうとするもFC大阪GK#1永井文也がこれに反応。あわやというボールを掻き出し失点を免れる。大院大は最大のチャンスに決められませんでした。
39分、#7和田幸之佑が左サイドからカットインして右足のシュート。これもGKのセーブに遭い得点ならず。FC大阪が1-0でリードのまま前半終了。

互いにメンバー交代はなく後半開始。開始早々の47分、FC大阪の右CK。キッカー左SB#6舘野俊祐の左足から放たれたインスイングのボールはゴール正面へ。FC大阪に至近距離のシュートを2度打たれるもこれを大院大GK#91中村龍音がセーブ。
54分、大院大は#98和田圭佑から#50江郷下慶に交代。
60分、FC大阪が左サイドでスローイン。スロワー#6舘野俊祐が#14須ノ又諭へ投げて須ノ又が舘野に戻す。舘野に大院大・右SB#11杉山蒼太が食いついたところへ再びボールは縦に走った須ノ又へ。この須ノ又に対し大院大は#11杉山が寄せるのか、それともCB#17田中真照が定位置を捨てて寄せるのかがはっきりせず須ノ又はフリーで左足の高いクロス。これをペナルティアークから走り込んでいたFW#18横野純貴がダイビングヘッド。これが決まってFC大阪が追加点! 2-0

大院大は交代で入った#50江郷下慶が積極的に縦パスを入れ、前方への推進力は増したもののなかなかフィニッシュまで行けません。アディショナルタイムに右サイドからのスローインをなんとか繋いで#50江郷下慶がスルーパス。受けた#9井上泰斗がGKと1対1となったかと思いきやこれがオフサイドの判定。結局スコアは動かず2-0でFC大阪の勝利となりました。

大院大はそれぞれの選手が持てる力を発揮しましたがFC大阪には歯が立ちませんでした。個の力があるチームだけに局面局面で個で、あるいは2人で打開するということがこれまでは通用してきたと思うのですが、FC大阪が相手ともなるとなかなかやらせてもらえませんでした。終了後しばらく落胆の表情を見せていた大院大でしたがクールダウン後、#5生駒稀生、#7和田幸之佑、#8川崎健太郎が身振り手振りを交えて話し合っていました。また強くなってリーグや関西学生サッカー選手権で力を発揮してほしいと思います。お疲れ様でした。

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