大阪サッカー選手権1回戦を見てきました。2019年度は関西学生サッカーリーグ2部Aで戦う大阪学院大学。そして桃山学院大学のメンバーで構成され社会人リーグである関西サッカーリーグ1部に所属するSt.Andrew FC。この2チームの対戦ですが、大阪学院大学が格上感を見せつけ、5-0という圧倒的なゲームとなりました。
なにしろFW#9井上泰斗(C大阪U-18)がキープしたときの無敵感。彼におさまればサポートがどんどん上がってきてチャンスを作りまくる。この日はいつもより1列後ろの右SBで出場した#11杉山蒼太(大産大附属高)もオーバーラップが目立ちました。左サイド#7和田幸之佑(久御山高)とボランチ#8川崎健太郎(名古屋U-18)の呼吸のあったプレイも多く見られました。二人とも昨季リーグでの出場時間の長さが形に現れています。セットプレーからの得点もありチームとしての完成度が高かったです。
守備ではCB#17田中真照(大院大高)が相手の縦パスをシャットアウト。相手の前線からのプレスも落ち着いたコントロールでかわし余裕さえ感じられるプレイでした。
対するSt.Andrew FCは非常に厳しいゲームとなりましたが、FC大阪に加入したFW小松光樹選手の弟、FW#16小松海樹(履正社高)が前半10分に相手DFのこぼれを拾ってシュートを放つもミートしきれなかったり、途中出場した左MF#89坂田二千翔(米子北高)のエリア手前からの直接FKがゴール右隅絶妙なコースに飛ぶも大院大GK#1前田勇矢(大津高)の左手一本ではじき出されたりと、惜しい場面もありました。
大院大の次の対戦は2019年4月20日(土)、相手はJFL所属のFC大阪。相手にとって不足なし。学生リーグも始まり過密な日程となりますが、どの選手も怪我することなく万全の体制で臨めるよう祈っています。