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【JKL】後期第9節 阪南大×同大 を見てきた!

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10月24日にたけびしスタジアム京都にて行われた第2試合、阪南大学×同志社大学を見てきました。試合前時点で暫定の6位と5位の対決です。
フォーメーションは4-4-2のミラーゲーム。阪南大はCBに#4野瀬翔也(1年・東邦高)と#5今村直也(4年・市立船橋高)のコンビ。ボランチは#8工藤蒼生(3年・仙台U-18)と#48川上秀人(4年・九州国際大高)。2トップは#25三好麟大(1年・流経大付属柏高)と#11福羅光希(4年・阪南大高)です。
同大は前節から一人変えてきました。CBに#4金沢一矢(1年・京都橘高)と#20中田渓斗(3年・三田学園高)。SBは右に#26朴光薫(4年・滝川第二高)、左に#5山脇樺織(3年・関東第一高)。SHは右に#7國府田駿(2年・東福岡高)、左に#8池平直樹(4年・岡山学芸館高)。2トップは#9東駿(3年・清水ユース)と、前節の#18渋谷勇希(2年・京都橘高)に代えて#49岩岸宗志(3年・星稜高)が入りました。

関西学生サッカーリーグ公式Twitterより

前半1分、同大の左CK。#8池平直樹がゴール前中央に放り込むと混戦となり、クリアしようとした浮き球を同大・#49岩岸宗志がボレー。しかしうまくミートできずゴールの枠の右へと転がる。
7分、阪南大陣内で同大がボールを運び右のハーフスペースから#7國府田駿が浮き球でゴール前へボールを供給。これに#9東駿が足から飛び込むが届かず。

19分、同大のGKからのビルドアップのミスを阪南大・#11福羅光希が拾ってシュートまで持ち込むが枠の右。

25分、左サイドから同大・#8池平直樹が右にカーブを描くクロスを入れると#9東駿がやや姿勢を低くしフリック気味のヘディングシュート。しかしうまくミートせずGKが処理。
28分、中盤の阪南大陣内、同大から見て右サイドでのボールの奪い合いからこぼれ球を同大・#8池平直樹が拾って中央へ持ち込みミドルシュート。これはGK正面。

押され気味の阪南大が反撃。32分、#25三好麟大の浮き球の縦パスに右SB#45高田椋汰(3年・日章学園高)が反応。裏へ抜け出しGKと1対1となるが、同大GK#21小山智仁(3年・上田西高)が素早く寄せてセーブ。
両者得点できぬまま前半終了。

ハーフタイムに阪南大はDF#5今村直也に代えてDF#6高木践(2年・阪南大高)。ややゲームを支配していると思われた同大は2枚替え。FW#49岩岸宗志に代えてMF#11長坂大陸(3年・東山高)、MF#8池平直樹に代えてMF#19戸坂隼人(2年・兵庫県立御影高)を投入。

後半開始。
後半2分、阪南大が右サイドから組み立てて同大PA右で#45高田椋汰のシュート。しかしボールは左に逸れる。
後半6分、同大陣内中盤で阪南大・#8工藤蒼生が右サイドに展開。これを#45高田椋汰がフリーで受け深い位置まで運んでからの鋭いライナー性のクロス。同大GKがパンチングでしのぐ。

後半18分、中盤左サイドから同大・#5山脇樺織が右足でゴール前へ斜めのボールを入れるとエリア中央に走り込んでいた#7國府田駿が胸で落として左足のシュート!GKの伸ばした手は届かず決まったかに思われたが惜しくも枠の右。

ピンチのあとにチャンスあり。後半23分、阪南大の左CK。途中交代で入ったMF#7奥山洋平(4年・西大寺高)が右足で放ったボールはファーサイドへ。ボールは#18尾﨑僚(4年・和歌山北高)の足元に入りマイナスに小さく折り返すと、これを途中出場の#47池田修志(4年・神戸U-18)がボレー。ボールはネットを揺らし阪南大が先制! 1-0

先制した阪南大だったが流れを支配するには至らず、後半34分に同大のカウンターが発動。一度は阪南大DFがクリアしようとするがそれを拾った同大・#11長坂大陸が縦にスルーパス。PAへ走り込んでいた#7國府田駿がシュート! 一度はGKが跳ね返すもこれを#19戸坂隼人が押し込み同大が追いつく! 1-1

なんとか突き放したい阪南大。後半41分、右サイドから#45高田椋汰がクロスを上げ、途中出場の#10松原大芽(3年・作陽高)がヘディングでゴールを狙うもやや距離がありGKがキャッチ。
後半45+3分、阪南大陣内から阪南大#7奥山洋平が右サイドで縦パス。中盤でこれを受けた#10松原大芽が背負っていた相手DFとうまく体を入れ替えゴールに向かって独走。この松原に対し同大・DF#27川口優大(2年・星稜高)が後ろから足を出してファール。警告を与えられる。
後半45+4分、阪南大・#7奥山洋平が右サイドからクロスを上げ、#10松原大芽が相手DFと競りながら頭で合わせるがボールに力はなくGKがキャッチ。
ともに追加点は挙げられぬまま試合終了。

順位の近い両者にふさわしい拮抗した試合となりました。阪南大は後半途中から交代によって右サイドの攻撃が活性化されチャンスも作りましたが追加点とはなりませんでした。試合開始から終了までずっと監督が怒鳴っていたのが印象的でした。
同大は前期のこのカードで負けていますから当然勝ちたかったと思いますが阪南大を相手に勝点1は悪くない結果でしょう。終盤にファールで相手のチャンスを潰したのは良くないプレイとはいえ好判断だったと思います。
阪南大は残り試合が多いですしまだまだインカレ出場のチャンスはあります。同大も下位との対戦が残ってますし取りこぼしが無ければ十分4位以内も狙えるのではないでしょうか。順位の推移が楽しみです。

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