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【JKL】後期第12節 大院大×大経大 を見てきた!

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J-GREEN堺メインフィールドにて、大阪学院大学×大阪経済大学の試合を見てきました。
大院大のGKは#21梅田陸空(3年・大阪学院大高)、CBは#48三浦豪太(1年・大分U-18)と#73山本奏楽(3年・大阪学院大高)のコンビ。中盤右サイドに#9秋山駿(4年・神戸U-18)、左サイドに#46関俊哉(2年・静岡学園高)。2トップは#12閑田隼人(1年・広島皆実高)と#35大脇瑞城(4年・鹿児島城西高)です。
大経大はGK#1池田丈輝(4年・星稜高)、CBは#26藤田星陽(3年・東海大付属大阪仰星高)と#42藤田大輝(4年・関西大北陽高)。中盤右サイドに#8山下凌汰(4年・初芝立命館高)、左サイドに#20村上陽斗(1年・東海大付属大阪仰星高)。2トップは#10上野輝人(3年・市立尼崎高)と#36覚井啓太(4年・三田学園高)です。

関西学生サッカーリーグ公式Twitterより

前半10分、大院大・#9秋山駿が右サイドから中央へ入ってシュートを放つも大経大GK#1池田丈輝がセーブ。
11分、大院大の右CK。キッカー#25大野伶(2年・山辺高)がショートで出してからもらい直してクロス。#35大脇瑞城が頭で合わせニアぎりぎりを狙うがGKがセーブ。

29分、左サイドの深い位置から大経大・#14前野恵吾(3年・市立尼崎高)がクロス。ゴール右にいた#8山下凌汰が折り返してゴール前中央で#36覚井啓太がシュートを放つが大院大GK・#21梅田陸空が好セーブ。

32分、大院大#22山田力也(3年・大阪学院大高)が中盤中央でボールを奪いFW#12閑田隼人へパス。続けて#13國分龍司(3年・G大阪ユース)に渡しシュートを放つが相手DFがブロック。
35分も大院大の攻撃。右サイドの深い位置から#9秋山駿がクロス。ゴール前で両チームの選手が頭で競ったのがすらしたような形になりボールはファーサイドにいた大院大#25大野伶に渡ってシュート!ゴールネットを揺らし大院大が先制! 1-0

しかし大経大も反撃。37分、中盤左サイドから組み立てて中央へ横パスを入れると一人選手がスルー。その奥で待っていた#36覚井啓太がフリーとなりミドルシュート! これがゴールに突き刺さって大経大が追いつく! 1-1
同点のまま前半終了。

後半は開始から大経大のペース。後半8分、大経大#20村上陽斗がDFラインの裏へ抜け出しシュートを放つもうまくミートせず力ないボールとなり相手が処理。
後半11分、中盤中央から大経大・#10上野輝人が左足でミドルシュートも枠の左。
後半13分、#20村上陽斗が左サイドからゴールラインぎりぎりをえぐってグラウンダーのクロス。中央で#8山下凌汰が足を振るも空振り。
その後も大経大が高い位置でボールを奪ってショートカウンターとなるがフィニッシュまで持ち込めない。

飲水タイム後は交代で#6和田圭佑(4年・大阪学院大高)が入ったことで大院大がペースを取り戻す。後半24分、左サイドからのFK。逆サイドでボールを受けた#9秋山駿が角度のないところからシュートを放つが右サイドネット。
後半27分、相手PA右の深いところから#6和田圭佑がクロス。ゴール前で#35大脇瑞城がシュート! 一度はバーの下っ面を叩いてボールがラインを超えずに戻ってくるも、もう一度大脇が押し込んで大院大が追加点! 2-1
後半28分には左サイドから#35大脇瑞城がクロス。これを交代でトップに入った#15エゼ トベチクがヘッドで叩くもGK正面。

1部残留に望みを繋げたい大経大が必死の反撃。後半29分、左サイドから#3澤田理玖(4年・鳥取U-18)がアーリークロス。#10上野輝人がタイミングよく飛んでヘディングで叩くもボールは惜しくも枠の左。悔しさに苦悶の声をあげる上野選手。
後半35分、相手PAに右から#8山下凌汰が左足のシュート。しかしGKがキャッチ。
後半アディショナルタイム、左サイドからゴール前を通過し流れてきたボールを#18堀海斗(1年・神戸U-18)が受けて角度のないところからシュートを放つがサイドネット。
このままスコアは動かず大院大が1点リードのまま試合終了。

SBを高い位置に上げて幅をとってくる大経大に対して、大院大は守備時には#9秋山駿を最終ラインに下げて5バックで対応。ものすごい慎重な策をとってきたな、という感想を持ちました。攻撃ではドリブルで一人二人と相手をかわしてボールをぐいぐいと前に運ぶ#46関俊哉選手はすごく印象に残りました。フィニッシュやラストパスの精度が上がればめちゃめちゃ怖い選手になると思います。また、後半途中から#6和田圭佑選手が入ったことで攻撃が一段とシフトアップ。ハーフスペースをうまく活用して攻撃に勢いをつけました。
大経大も同点ゴールは組み立てからフィニッシュまで素晴らしかったです。ショートカウンターも何度もありましたし特に後半はあと一歩という場面も作り出しましたが惜しくも得点には至りませんでした。
高学年から低学年までがうまく融合し一体感を作った大院大。昨季はコロナ禍で後期日程のみの開催となり、出場停止となった近畿大を除く2勝8敗1分と最下位だったわけですが降格が無しという規定に助けられた形でした。今季は23試合を終えた現在で7勝7敗9分、勝点30で見事1部残留を果たし飛躍のシーズンだったと言って良いでしょう。
そんな大院大を相手に決して引けを取らない戦いをした大経大でしたが残念ながら降格が決定。昇格1年目ながら上位相手にドローという試合もあったのですが下位チームから勝点を拾えなかったのが辛いところ。来季はスタメンもかなり変わってくると思いますが是非昇格を勝ち取ってもらいたいです。

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