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シュート6本で3得点! 前期第3節 関学大×甲南大を見てきた!

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万博記念競技場で行われた第2試合、関西学院大学×甲南大学 を見てきました。
関学大、前節と変わったのはGKに#46石井日陽(3年・桐蔭学園高)、左SBに#7竹村健汰(4年・近江高)、中盤に#15平山湧喜(4年・藤枝明誠高)、#11岡島温希(4年・浜松開成館高)、2トップの一角に#9山田剛綺(4年・京都橘高)を入れてきました。ベンチにはMF#23美藤倫(3年・東海大仰星高)やMF#17倍井謙(3年・名古屋U-18)が控えています。
対する甲南大。GKは#21板敷洸大(2年・大阪桐蔭高)、左SBは第1節(第2節は延期)と違って#15口石典明(3年・滝川第二高)、1トップに#27原大貴(1年・横浜FCユース)、右WGに#11清水健生(2年・阪南大高)、左WGに#10久保勇大(3年・G大阪ユース)という並びになりました。

試合開始。
前半11分、関学大右SB#29濃野公人(3年・大津高)が右サイドからクロスを上げるもゴール前で合わず。
前半13分、甲南大#8中村陽紀(3年・阪南大高)が浮き球の縦パスを出し#10久保勇大のDFの裏への走り出しに合わせるが相手GKが回収。
前半17分、甲南大が最後尾でボールを回しながら出しどころを探り、GK#21板敷洸大のロングキックをハーフウェイラインですらして#27原大貴がディフェンスを振り切って裏へ抜け出そうとするもボールが渡るところで関学大CB#3山内舟征(4年・近江高)がシャットアウト。
前半19分、関学大が相手陣内中央やや右からのFK。ゴール前ファーで#27山本祐也(4年・近畿大付属高)が頭で折り返そうとするもゴールラインを割る。
前半24分、甲南大が細かくパスを繋いで中央突破を図る。途中、関学大ディフェンスにボールが当たり「ハンド!」という声が選手から上がるも試合は続行。その直後ボールを受けた#10久保勇大、一瞬の隙きを突いてシュート!これがゴール右に決まって甲南大が先制! 0-1

先制した甲南大であったが流れはやや関学大。
前半34分、相手PAの右で#10木村勇大(4年・大阪桐蔭高)が倒されFK獲得。#35浦道翔が左足でファーサイド直接狙った?が枠の左。
前半35分、関学大#10木村勇大がドリブルで中央突破。シュートを放つも相手DFがブロック。こぼれ球を#11岡島温希がシュートもGKがキャッチ。
前半41分、関学大#6長尾優斗が相手陣内中央からミドルシュート。GKにセーブされ左CKを獲得。#7竹村健汰から放たれたボールは一度はクリアされるも左サイドから#35浦道翔がクロス。しかしGKがキャッチ。
前半44分、甲南大#10久保勇大が相手PAの左からクロス。中でマイナスに落としたところに選手が飛び込むが相手のブロックに遭いシュートならず。
前半45分、甲南大#8中村陽紀が右サイドから中央へボールを運び#10久保勇大にスイッチ。久保が浮き球の縦パスを出し#27原大貴がシュートに持ち込むがGKがブロック。
前半45分、甲南大がGKに任せたボールに関学大#10木村勇大が猛然と迫るも甲南大GK#21板敷洸大がなんとかクリア。
前半45+2分、さらに#10木村勇大が相手PA左からカットインしてシュートを放つもGKがキャッチ。
スコアは動かず前半終了。全体としては関学大が押す展開だが甲南大が少ないチャンスを活かして先制に成功。

後半開始。
後半5分、甲南大が早々にチャンスを迎える。関学大左SB#7竹村健汰のバックパスを甲南大#11清水健生がかっさらいGKをかわしてゴール左隅に流し込み甲南大が追加点! 0-2

なんとか反撃したい関学大は後半13分、DF#27山本祐也が左サイドのスペースへロングパス。#9山田剛綺が受けて#11岡島温希にスイッチ。最後は#35浦道翔が左足で山なりのシュートを放つが惜しくも枠の左へと外れる。
後半17分、甲南大が前へ跳ね返したボールが相手陣内やや右にいた甲南大#11清水健生の前へ転がり、距離はあったが前が空いており清水は迷わず右足を振り抜く!ゴール右に突き刺さるゴラッソ、甲南大が追加点! 0-3

後半31分、相手PA手前中央から関学大のFK。交代で投入された#8船越大夢(4年・神戸U-18)の直接狙ったキックは相手の壁に当たってしまう。
後半34分、甲南大が右サイド深い位置からゴール前へグラウンダーのクロス。#27原大貴に代わって入った#20南畑力斗(4年・槻の木高)が飛び込むがさわれない。
後半36分、関学大#29濃野公人が右サイドからのクロス。ゴール前で#10木村勇大がフリーでヘディングするもミートせずゴールの左へ逸れてしまう。
後半41分、最終ラインからのビルドアップに加わった#8船越大夢から甲南大DFの裏を狙ったキックに#10木村勇大がうまく体を入れてボールを獲るとシュートモーションから切り返しを入れてDFをかわしシュート! これが決まって関学大がようやく1点を返す。 1-3

後半42分、甲南大はFW#10久保勇大に代わってDF#22緒方章吾(2年・大阪桐蔭高)を投入し5バックとし守備を固める。関学大はこの後は守りを崩せないまま試合終了。

局面局面では個人技で上回る関学大が相手を剥がして前進するシーンが多いものの、甲南大がゴール前で粘り強く立ちはだかりました。素人目には関学大はもっと#10木村選手に長いボールをどんどん当てたらどうだろうと思いましたがそれは関学大の目指すサッカーとは違いそうです。甲南大の先制シーンは相手のハンドの疑いがあった一瞬、関学大の足が止まり、その隙を逃さなかった結果ゴールに繋がりました。また、相手のミスもあり早い時間に追加点を上げることができ、3点目は#11清水健生選手がボールを受けてからシュートまで素早く判断したことが功を奏したと思います。前半はシュート3本で1点、後半は3本で2点。精度の高さも光りました。
第3節を終えて両者とも消化したのは2試合。関学大は1敗1分、甲南大は1勝1敗となりました。京産大が3連勝、同志社大が2勝1分とリーグを引っ張る形となっていますが、このままリードしていくのでしょうか。次節も楽しみです。

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