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一方的なボール支配率も試合は拮抗! 前期第10節 京産大×同大 を見てきた!

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万博記念競技場で行われた第2試合、京都産業大学×同志社大学 を見てきました。
京産大GKは#1山本透衣(3年・札幌U-18)、DFラインは右から#27横窪皇太(2年・金光大阪高)、#5河井哲太(4年・G大阪ユース)、#3福田玲央(4年・金光大阪高)、#15西矢慎平(3年・神戸弘陵学園高)。中盤右サイドに#6杉田迅(4年・京都U-18)、左に#14夏川大和(3年・草津東高)、ボランチに#8中野歩(3年・G大阪ユース)と#17川上陽星(3年・作陽高)、2トップなのかトップ下を設けてるのかわかりにくかったのですがやや下がった位置に#11津野絢世(4年・京都U-18)、トップに#20菅野翔斗(2年・広島ユース)という形に見えました。
対する同大はGK#31波多野崇史(1年・広島ユース)、CBに#4金沢一矢(2年・京都橘高)と出場停止明けの#3中田渓斗(4年・三田学園高)。ボランチは#6仙頭勇介(4年・京都橘高)と#15志知遼大(3年・京都橘高)。2トップは#10岩岸宗志(4年・星稜高)と#11長坂大陸(4年・東山高)です。前節、前半に負傷交代の#18渋谷勇希(3年・京都橘高)もベンチに入っています。

試合開始。
互いに中盤での寄せが厳しく、DFにボールを戻しては長いボールで相手最終ラインの裏を狙う展開が続き、両者とも決定機がなかなか作れない。
そんな中訪れた前半19分京産大の左CK。#14夏川大和の右足から放たれた低いボールは一度ニアでバウンドしゴール前中央へ。ここに体勢を低くし倒れ込みながら頭で合わせたのは#3福田玲央! 京産大が先制! 1-0

前半22分、同大が中盤から自陣へ戻したボールを#4金沢一矢が縦にストレート性のロングパス。左SB#2小池晴大(4年・大阪桐蔭高)がタイミングよく敵陣の裏を突くがボールが長すぎラインを割る。
前半24分、今度は京産大右SB#27横窪皇太が前線へロングキック。#20菅野翔斗がうまく敵DFと入れ替わったかに見えたが惜しくもオフサイド。
ここで飲水タイム。飲水タイム後、同大のプレスがさらに厳しいものとなり同大ペースで試合が展開する。
前半29分、同大#6仙頭勇介が敵2CBの間を通すスルーパスで#11長坂大陸を狙うもGKに回収されてしまう。
前半30分、中盤やや左サイドから同大のFK。#2小池晴大の左足から弧を描くように放たれたボールは京産大DFがヘディングでゴールラインへ逃れる。
前半31分、これで得た同大の右CK。#14戸坂隼人(3年・國學院大久我山高)が放ったボール、京産大がクリアしきれないところを最後は同大#4金沢一矢がシュートを放つも枠の上。
前半34分、同大・#2小池晴大が左サイド深い位置からクロス。ファーで#10岩岸宗志が頭で折り返し#11長坂大陸がシュートを放つが味方に当たってクリアされてしまう。
前半43分、京産大が中盤左サイドから展開。中にしぼった#6杉田迅が左サイドのスペースを狙い絶妙のタイミングでスルーパス。しかし同大の右SB#22本田良輔(2年・東福岡高)がスライディングで足を伸ばし、なんとかこれをカット。
そして前半43分、左サイドを持ち上がった#2小池晴大からボールを受けた#14戸坂隼人がワンタッチで相手を置き去りにし深い位置からの低いマイナスのクロス。ゴール前中央に走り込んだ#33鹿取勇斗(1年・桐光学園高)が浮いたボールにうまく足を合わせてシュート! これが決まって同大が追いつく! 1-1

さらに同大は前半45分、右サイドで#33鹿取勇斗からオーバーラップした#22本田良輔にパス。本田からのグラウンダーのクロスは京産大DFの前をすり抜けフリーの同大・#2小池晴大のもとへ。小池が丁寧にGKの逆をついたシュートを放つが京産大GK#1山本透衣がなんとか足を残してこれをブロック。ピンチを逃れる。
同点のまま前半終了。

京産大はハーフタイムに#6杉田迅から#47山嵜陽(1年・京都U-18)に交代。
後半開始。
開始早々同大のチャンス。前半1分、自陣からのロングキックを#11長坂大陸がポストプレー。#10岩岸宗志に落とし岩岸が左の#14戸坂隼人に展開。PA左からシュートを放つが枠の左。
後半4分、同大が中盤左サイドで#10岩岸宗志に縦パスを入れると左から中央へと敵をかわしながらボールを運んで右足のシュート。これはGK正面。
後半7分、同大の右CK。京産大がクリアしそこねたボールを#4金沢一矢がダイレクトで左足を振るが枠の上。
後半12分、同大・#14戸坂隼人がドリブルで左サイドを突破。グラウンダーのクロスを入れ、#11長坂大陸がダイレクトでシュートを放つも相手に当たりCKへ。
後半12分、これで得た同大の左CKはクリアされ再び左CK。#2小池晴大のキックを#3中田渓斗がニアでヘディングシュートを狙うが枠の上。
後半13分、同大は#11長坂大陸に代えて#18渋谷勇希を投入。
後半16分、京産大・#14夏川大和が左サイドを突破。中央へクロスを上げるも中に人数はなく同大にクリアされる。
後半18分、京産大は#20菅野翔斗を#13中田樹音(2年・岡山学芸館高)に交代。
後半26分、同大が中盤左サイドから斜めにボールを入れ、これを#10岩岸宗志が相手DFを背負いながら強引に前を向いてシュート。しかしGKがキャッチ。
後半43分、同大・#2小池晴大が中盤左サイドからスルーパス。#18渋谷勇希に合わせるがGKが飛び出しこれを回収。
後半45分、京産大が自陣から中央の#11津野絢世へ。背後に寄せてきた相手をターンで置き去りにして右サイドへ展開。#27横窪皇太が深い位置から#47山嵜陽に合わせてクロスを上げるが同大がクリア。
両者追加点ならう試合終了。 1-1

先制に成功するも前半のうちに追いつかれてしまい、その後はなかなかボールを支配できなかった京産大。足元が確かな選手が多いですが、ボールサイドに人数をかけてくる同大の守備に手を焼き、ボールの出しどころを失ってロストする場面が目立ちました。

一方の同大。序盤に失点しながらボール支配率で京産大を圧倒し前半のうちに追いつきましたが追加点はならず。左右の距離を一定に保ち中央をしっかり閉じる京産大の守備に対してサイドから崩そうとするものの中央ではクロス、シュートともに跳ね返されてしまい、守備を崩すことはできませんでした。決定機は同大のほうがあっただけにあと一つものにしたかったところです。
勝点では京産大が同大を大きく引き離しているわけですが、それを感じさせない面白い試合でした。

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