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技術の高い相手に空中戦で立ち向かう! 後期第6節 阪南大×大産大 を見てきた!

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萩谷総合公園サッカー場で行われた第2試合、後期第6節 阪南大学×大阪産業大学 を見てきました。
阪南大は4-3-3か。GKは#22李相彦(3年・新潟U-18)。4バック右から、後期第4節から復帰の#2髙田椋汰(4年・日章学園高)、#19高木践(3年・阪南大高)、#4野瀬翔也(2年・東邦高)、#29常盤駿斗(4年・延岡学園高)。アンカーに#14工藤蒼生(4年・仙台U-18)。インサイド#42櫻井文陽(1年・阪南大高)と#48濱屋悠哉(3年・神村学園高)。右のワイドに#7山口和樹(4年・C大阪U-18)、左に#11原耕太郎(4年・西尾高)。1トップは#18康起甫(4年・大阪朝鮮高)。#9三好麟大(2年・流経大付属柏高)はベンチスタート。#10松原大芽(4年・作陽高)、#6早川海瑠(4年・作陽高)は欠場となりました。
対する大産大も4-3-3でスタートの様子。GK#1中村春貴(4年・山梨学院高)。4バック右から#17建元蒼生(4年・大産大附属高)、#19大迫武早志(3年・立正大淞南高)、前節に続いてスタメンの#38赤澤大志(4年・大阪桐蔭高)、#4橋本翔和(2年・神戸弘陵学園高)。アンカーに#3笠原恵夢(3年・大産大附属高)。インサイド#37日野拓哉(4年・東福岡高)と#34大野幹生(3年・大阪桐蔭高)。右のワイドに#10赤塚ミカエル(4年・鹿島ユース)、左に#13島袋優斗(4年・帝京第三高)、1トップは#27西村哲成(4年・履正社高)。#5湯本創也(3年・FC東京U-18)は欠場です。

試合開始。
前半2分、阪南大が敵陣中央浅い位置からのFK。#7山口和樹が右サイドへ大きく蹴り出し、これを#2髙田椋汰が中央へ折り返すと#48濱屋悠哉が右足のシュート。しかしこれは大産大GK#1中村春貴が姿勢を低くしてブロック。
前半5分、阪南大が敵陣左サイドへ大きく蹴って混戦。こぼれ球を#42櫻井文陽が拾ってすぐさまスルーパス。#11原耕太郎が抜け出しPA左からシュート。ボールはネットに吸い込まれるがフラッグが上がりオフサイドの判定。
前半6分、阪南大が長いボールを前線に入れると一度は大産大がクリアするもこれを阪南大・#48濱屋悠哉が拾いPA左へ持ち込んで自らシュート。大産大DFがブロックするがクリアしきれず、阪南大・#11原耕太郎が押し込んで阪南大が先制! 1-0

前半14分も阪南大。#2髙田椋汰が敵陣右サイド深いところへ進入し鋭いグラウンダークロス。これを大産大DFが足で弾き、あわやオウンゴールとなるところをGK#1中村春貴が懸命にかき出す。しかしかき出したボールが阪南大・#18康起甫の足元に転がりシュートを放つ。ボールはバーに当たり跳ね返ったボールが#18康起甫の手に当たってしまいハンドの判定。大産大はリードを広げられるところだったがピンチを逃れる。その後は互いに決め手を欠き、飲水タイムを迎える。

前半32分、大産大は#27西村哲成に代えて#15永尾聖也(3年・東福岡高)をピッチへ。#10赤塚ミカエルがトップに入り#15永尾聖也が右のワイドへ。

前半35分、敵陣右サイドでボールを受けた阪南大・#7山口和樹がPA右角の外で素早いステップでDFを外し左足でファーサイドへ流し込むクロスを入れるも味方が走り込めない。
前半38分、阪南大・#42櫻井文陽が右サイドからグラウンダーのクロス。ゴール前で#18康起甫がダイレクトのチップキックでループを狙うもバーに当たりゴールならず。
前半39分、大産大・#4橋本翔和が中盤自陣左サイドから右足で相手の裏を狙う斜めのパス。#13島袋優斗がうまく抜け出したかに見えたがオフサイドの判定。
前半40分、阪南大・#19高木践が自陣左サイドの密集をうまく抜けて中央へパス。センターサークルにいた#42櫻井文陽が右サイドを駆け上がる#2髙田椋汰へパス。#2髙田が仕掛けるかに見せかけて中央へ横パス。これを受けた#7山口和樹がエリアの外から左足で巻いたシュートを放つもわずかに枠の左。
前半45+2分、大産大陣内からのロングボールを阪南大・#2髙田椋汰が体を入れてキープしようとしたが大産大・#34大野幹生に奪われそうになり決定機を作られまいと手を使い倒してしまう。阪南大・#2髙田にイエローカード。
前半45+3分、これで得たペナルティーアーク付近、大産大のFK。#10赤塚ミカエルがGKからボールを隠すようにボールの前に立ち、ボールを挟んでその後ろに#4橋本翔和と#3笠原恵夢が立つ。#10赤塚が壁の左へ向かって走り出し、#4橋本翔和が蹴るかに見せかけて右へ転がし、シュートを放ったのは#3笠原恵夢。デザインされたプレーは相手を惑わすには十分だったがボールは浮いてしまい枠の上。
ここで前半終了。

序盤に阪南大が先制もその後は互いに球際激しくなかなかうまく攻撃の形を作れない。大産大はこれまでの試合ではDFラインからビルドアップする場面も多かったがこの試合は大きく蹴ってくる場面が目立つ。阪南大相手には高さやフィジカルコンタクトで引けを取らないという目論見か。
そんなところを警戒してか阪南大がハーフタイムに交代。アンカー#14工藤蒼生に代えて身長184cmの#5鈴木梨(2年・仙台U-18)を投入。

後半4分、中盤から大産大のFK。#4橋本翔和が大きく蹴ったボールからゴール前混戦。大産大が空中戦を制し最後は#15永尾聖也が体ごとボールをゴールへ押し込むがフラッグが上がってオフサイド。
後半6分、阪南大・#42櫻井文陽が敵陣右サイドでボールを持つと#11原耕太郎とのワンツーで敵PA右へ進入。少ないタッチで相手をかわし最後はGKに当てながらもボールをゴールへ押し込んで阪南大が追加点! 2-0

後半15分、阪南大の左CK。ゴール前で大産大がクリアしたボールを#42櫻井文陽がPA右角からダイレクトで振り抜く。しかしボールは枠の左。
後半18分、阪南大が2枚替え。負傷の#7山口和樹と#48濱屋悠哉に代えて#34上山拓人(4年・興国高)と#9三好麟大を投入。
後半22分、大産大陣内中央の混戦から阪南大・#42櫻井文陽が抜け出し、ゴール前でスイッチするように#18康起甫がゴール右へシュートを放つも大産大GK#1中村春貴が素早く体を倒してこれをクリア。
後半31分、大産大も2枚替え。#37日野拓哉と#19大迫武早志に代えて#28宮内勇太(4年・瀬戸内高)と#14河本海人(4年・帝京第三高)を投入。
後半35分、自陣でボールをなかなか奪えない阪南大がラインを上げられないことに乗じて大産大が押し込み、#13島袋優斗が中央からPA右へ流したところを#17建元蒼生がニアを狙うシュート。しかし阪南大GK#22李相彦が横っ飛びで対応。
後半36分、大産大GKのロングキックから阪南大が処理しそこねたボールを大産大・#28宮内勇太が右足ループで狙うが阪南大GK#22李相彦が落ち着いてキャッチ。
後半37分、自陣からのロングボールに再び大産大・#28宮内勇太が抜け出すもオフサイドの判定。
後半39分、大産大最後の交代。#17建元蒼生と#13島袋優斗を下げて#30片井野皐史(1年・日章学園高)と#33下野虎太郎(3年・大阪桐蔭高)を投入。
後半42分、大産大が敵陣右サイドから#4橋本翔和のロングスロー。ニアで#38赤澤大志が触り浮いたボールをファーサイドで#15永尾聖也が頭で押し込んで大産大が1点返す! 2-1

その後も大産大はロングキックやロングスローを使い空中戦で挑み続けるも得点は生まれず試合終了。 2-1

阪南大は決してゲームを支配したとは言えませんでしたが、前後半それぞれの序盤でチャンスを逃さず得点し、その後は粘り強い守備を見せ、食い下がる大産大を抑え勝利をつかみました。大産大は球際激しく守備をしましたがわずかな隙を突かれ失点。しかしながら貪欲に得点を狙い、チャンスもありましたが微妙な判定もあって1点返すにとどまりました。
これで阪南大は後期に入って負けなしの6連勝。一気に通算2位に駆け上がりました。後期だけで見れば失点リーグ最少の4。びわこ、関大をすでに下しており残り試合の組み合わせは他の上位チームよりも有利かもしれません。一方の大産大は逆に後期6連敗、未だ勝点を積み重ねることができていません。しかし残り試合の組み合わせは中位以下のチームばかりとなりまだチャンスはありそうです。上位相手に得点もできてますし巻き返してほしいところです。
後期も折り返しを過ぎシーズン終了が見えてきましたが最後まで熱い戦いを期待しています。

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