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両者とも勝ち越しに至らずドロー 前期第2節 阪南大×同大 を見てきた!

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時折強い雨に見舞われながらヤンマースタジアム長居で行われた第2試合、前期第2節 阪南大学×同志社大学 を見てきました。
阪南大は前節から5人入れ替えで4-2-3-1で臨みます。GKは#1李相彦(4年・新潟U-18)。4バック右から#40川端元(1年・履正社高)、#32巌真都利(4年・熊本ユース)、#4野瀬翔也(3年・東邦高)、#50植松建斗(4年・市立船橋高)。ダブルボランチ#24小田奏(3年・新潟U-18)と#39工藤紫苑(2年・仙台ユース)。右サイドに#10金本毅騎(1年・C大阪U-18)、左サイド#11横尾蒼人(4年・作陽高)、トップ下に#14櫻井文陽(2年・阪南大高)。1トップ#17寺岡聖斗(4年・筑陽学園高)です。
対する同大は守備時は5-4-1。GKは#1波多野崇史(2年・広島ユース)。5バック右から#24巽健太(4年・桐光学園高)、#3小山凌(3年・京都橘高)、中央に#16雨宮陸(4年・名古屋U-18)、#4金沢一矢(3年・京都橘高)、#2本田良輔(3年・東福岡高)。中盤右から#33馬場啓太朗(2年・大阪桐蔭高)、#6志知遼大(4年・京都橘高)、#7國府田駿(4年・東福岡高)、#14鹿取勇斗(2年・桐光学園高)。1トップ#9渋谷勇希(4年・京都橘高)です。

試合開始。
前半3分、中盤で阪南大・#14櫻井文陽が高く蹴ったボールを#17寺岡聖斗が相手DFを背負いながらキープ。右にはたいて#10金本毅騎に渡ると前方に広大なスペース。自らゴールに向かって突進しPAに入ったところで右足を振るが同大GK#1波多野崇史が体を倒してしっかりキャッチ。
前半6分、中盤敵陣左サイドで阪南大のFK。#50植松建斗が左足でゴール前に放り込むと#4野瀬翔也がジャンプしてヘディングするもボールは浮いてしまい同大GK#1波多野崇史がジャンピングキャッチ。
両者ラインを高くしてコンパクトに守っているため、互いにロングボールで背後のスペースを狙うも攻撃に繋がらず。
前半15分、同大が中盤敵陣やや左サイドでFK獲得。キッカー#14鹿取勇斗は逆サイドへ蹴ると右サイドで待ち構えた#3小山凌が胸トラップで縦に持ち出しPA右から低いクロス。同大選手が触ることなくゴール前に抜けてきたところでゴール方向に体を向けていた阪南大・#10金本毅騎が足で触れてしまいボールはゴールへ転がり込み、同大が先制! 0-1

前半17分、阪南大が左サイドからパスで組み立て、#14櫻井文陽が逆サイドへ展開。これを受けた#40川端元がPA右角で仕掛けると見せかけ右のポケットへスルーパスを入れるも味方と合わずGKが処理。
前半19分、阪南大が自陣深くからクリアしたボールが前からプレスに来ていた同大選手に引っかかり、これを拾った同大・#9渋谷勇希がPA左から中央へパス。中央でドリブルで仕掛けた#14鹿取勇斗が倒れPKをアピールも笛は鳴らず。
前半20分、中盤敵陣左サイドでボールを拾った阪南大・#24小田奏が#14櫻井文陽につなぐと再び右サイドへ展開。これをPA右角手前で受けた#10金本毅騎がカットインから左足を振ってファーサイドへシュートを放つも枠の上。
前半22分、同大PA中央手前で阪南大・#14櫻井文陽がシュートを放つも同大DFに跳ね返され、中盤中央に転がったボールを阪南大・#50植松建斗が距離があるにも関わらず左足で強烈なミドルを放つが枠の上。
前半31分、中盤で阪南大・#24小田奏がボールを拾って右サイドへ展開。#40川端元がゴール前に向かってアーリークロス。#17寺岡聖斗がヘッドで合わせるも力なく浮いたボールは枠の左。
前半40分、阪南大がカウンター。中盤左サイドを運んだ#11横尾蒼人?が右サイドへ展開し、#10金本毅騎がPA右を深くえぐってマイナスのクロス。しかしこれは同大・#16雨宮陸がクリアしCKに逃れる。
この後も両者チャンスがないまま同大1点リードで前半終了。 0-1

後半開始。
後半3分、阪南大が自陣から組み立てようとするも同大が人数をかけて前からプレス。阪南大の苦し紛れのパスを同大・#6志知遼大が拾い、#24巽健太へ渡って縦パス。PAの右で#14鹿取勇斗から#9渋谷勇希に渡り、#9渋谷がPAを右から左へ横切るようにボールを運んでいたところ阪南大DFに足をかけられ倒れる。しかし笛は鳴らず。ボールを拾った同大・#7國府田駿がシュートを放ったが枠の左。
後半10分、阪南大・#32巌真都利が#17寺岡聖斗の動き出しに合わせてロングフィード。同大DFとGKの間に入ったボール、阪南大・#17寺岡が先に触りゴールへ流し込もうとするも同大GK#1波多野崇史がブロック。こぼれた先に阪南大・#10金本毅騎。ループでゴールを狙うが惜しくもバー。
後半12分、阪南大のCKをやりすごした同大は自陣右サイドから持ち上がろうとするが阪南大のプレスに遭い前進できず。同大・#16雨宮陸が強く蹴ったボールが阪南大・#11横尾蒼人に当たり、跳ね返ったボールは同大ゴール方向へ向かって前線の阪南大・#17寺岡聖斗の足元へ。同大DFが前方を閉じようとすると#17寺岡は左へボールをはたく。PA左に入ってきた#11横尾蒼人が浮いたクロスを上げると同大DFにに当たりボールはバーに触れて真下に落ち、そこへ飛び込んだのは#17寺岡聖斗。頭で押し込み阪南大が同点に追いつく! 1-1

後半22分、阪南大は#11横尾蒼人に代えて#7松井匠(2年・高知高)を投入。
後半26分、阪南大が最終ラインのボール回しから#32巌真都利がボールサイドに寄ってきた味方に出すと見せかけて相手DFの背後へロングフィード。これに合わせて動き出した#7松井匠が左足アウトサイドワンタッチでシュートを放つが枠の左。
阪南大の攻撃が続く。再び最終ラインのボール回しから左SB#50植松建斗が意表をついて右足で中央の#14櫻井文陽へワンタッチパス。少し持ち上がってから中央縦にスルーパスを入れるが受けた#17寺岡聖斗は相手DFに阻まれシュートは打てず左サイドへ展開。左サイドから#10金本毅騎がマイナスのパス。PA手前やや右で受けた#14櫻井文陽がフリーでシュートを放つも素早く寄せた同大#7國府田駿のブロックに遭い枠を捉えられない。
これで得た阪南大の右CK。こぼれ球を阪南大が拾って右サイドへ展開。#50植松建斗が左足でゴール前へ精度の高いボールを入れるが同大・#3小山凌がヘディングでクリア。こぼれを拾った阪南大・#24小田奏がGKが飛び出しているのを見て左足ループでゴールを狙うが惜しくもバーを越えてしまう。
後半33分、同大の左CK。#14鹿取勇斗が右足で入れたボールは阪南大が跳ね返すも、再び同大が拾って#14鹿取勇斗がもう一度山なりのクロス。交代で入った#28廣島大雅(3年・星稜高)が頭で折り返すも阪南大GK#1李相彦が相手と交錯気味になりながらも確実にキャッチ。
互いに決定機を迎えられないまま後半アディショナルタイム。同大が敵陣右サイド深い位置からのスローイン。阪南大ゴール前へ入れては跳ね返しを幾度か繰り返し、PA手前やや右へこぼれたボールを同大・#4金沢一矢が右足ワンタッチでやさしい浮き球クロス。交代で入った同大・#20馬場拓己(2年・桐光学園高)が合わせて頭を振るがボールは枠の左。
後半45+3分、中盤の激しい奪い合いから交代で入った同大・#5久世道大(4年・洛北高)が中央をドリブル突破。敵を十分ひきつけてラストパス。PA左でボールを受けた#9渋谷勇希が左足でシュートを狙うが阪南大・#50植松建斗が立ちはだかり背中でブロック。
結局その後スコアは動かず同点のまま試合終了。 1-1

中盤でのボールの奪い合いが激しく、両者ともなかなかシュートに持ち込めないもどかしい場面が続きました。阪南大が最終ラインからのロングフィードで同大DFの背後を突く場面が何度かありましたがそのたびに同大守備陣が粘り強く対応しピンチを乗り越えました。この試合では両者とも偶然の産物のような得点で今後も得点力が悩みとなりそうな雰囲気がありますが、守備は粘り強さがありますのでゲームが崩壊するような事はなさそうです。少しずつ改善しながらリーグ上位をうかがえるよう頑張ってほしいです。

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